OSがアップデートされる度に追加されるApple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「タイポグラフィ」です。

「タイポグラフィ」は”見せ文字盤”に最適

  • 個性的でスタイリッシュな「タイポグラフィ」の文字盤

タイポグラフィは、文字と時刻だけを表示するシンプルデザイン。シンプルながら文字にこだわるAppleらしい洗練されたクオリティで、常時表示の”見せ文字盤”にぴったりです。

ダイヤルは「3・6・9・12」の数字4つが並ぶものと、1から12までが並ぶものの2種類。それぞれ3種類のフォントがあり、数字タイプはアラビア数字/ローマ数字/アラビア・インド数字/デーバナガリー数字の4種類から選べます。

情報量と実用性

数字4つのダイヤルはコンプリケーションがなく、確認できる情報は時刻のみ。数字12個のダイヤルはコンプリケーションが1つ配置されていますが、選択できるのは時刻やストップウォッチなど一部の情報に限られます。

長針・短針の視認性は良好ですが、数字4つのデザインは正確な時刻を読み取りにくいので、時刻の読みやすさを重視するなら数字12個のデザインの方が良いでしょう。

おススメの使い方

個性的な数字4つのデザインはビジュアル重視の方におすすめ。選択したカラーによって、背景色がメインカラーになるタイプと、文字色がメインカラーになるタイプがあります。バンドやファッションのカラーと背景色のカラーを合わせて、スタイリッシュなコーディネートに活用できます。

アレンジ例

  • (左)数字4つのダイヤルに、背景色がメインカラーとなる「ネイビーブルー」。文字色はアイボリーで、大胆かつ知的な印象のアレンジです。リズミカルなフォルムの書体デザインが魅力
    (右)1から12までのダイヤルにモノグラムのコンプリケーションを設定。伝統的な時計らしい構成を、ラウンド書体+「マンゴー」カラーでポップにアレンジ

「タイポグラフィ」文字盤のバランスは?

  • 情報量は少なめで、視認性量とスタイリッシュなデザインを両立。洗練されたデザインを生かしたファッションアイテムとしての活用がおすすめです