OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「Siri」です。

「Siri」文字盤はその時々の状況に合わせて情報が更新される

  • ユーザーの使い方に合わせて進化する「Siri」の文字盤

iPhoneに搭載されているSiriは、音声アシスタント以外の役割も果たしているのはご存じですか? Safariやマップの検索を提案したり、メールの内容から日時を読み取ってカレンダーへのイベント登録を提案するなど、様々な形で情報活用をサポートしています。「Siri」文字盤は、その機能を活用したものです。

朝は天気予報、昼はカレンダー/リマインダーの予定、夕方はアクティビティの進捗に合わせたアドバイスなど、その時々に合わせて必要な情報が表示されます。仕事・プライベート・ヘルスケアなどにiPhoneを目一杯活用している方なら、それらの情報をよりアクティブに使いこなすことに役立つでしょう。

情報量と実用性

1画面に2〜3件の情報が配置されるレイアウトになっており、情報量は多くありません。しかし、天気予報は朝だけ、カレンダーは次の予定、リマインダーは期限が近いもの、など必要なものが必要な時に表示されるため、見やすく効率が良いことが特徴です。

時計はシンプルなデジタル表示で視認性は良好。iPhoneの"情報出張所"のような形で機能する情報端末として非常に実用的です。

おススメの使い方

Siriはユーザーの使い方を学習して、次に使いそうな情報を表示します。使っているうちに自分のことをわかってくれるアシスタントとして成長していくわけです。通常の文字盤は一度設定したらそのままですが、Siri文字盤はダイナミックに変化していくところが面白さでもあります。

Siriショートカットや調べものなどでSiriをよく利用している方にももちろんおススメ。Apple Watchの"スマートウォッチらしさ"を体験するなら一度試してみてはいかがでしょうか。

アレンジ例

  • 天気予報、カレンダーに登録された次の予定、アクティビティの進捗に応じたアドバイス、その他日頃の使い方に応じて必要な情報が表示されます

  • 文字盤が使用するデータソース(情報の供給元となるアプリ)は、「Watch」アプリ→マイウォッチの「時計」→「Siri文字盤データソース」で設定できます。表示させたくないアプリはオフにしておきましょう

「Siri」文字盤のバランスは?

  • スマートウォッチ独特の機能を活かし、情報量と実用性を兼ね備えた文字盤です。ファッションアイテムにはしづらいデザインですが、情報面では日々の活動をサポートするパートナーとなってくれるでしょう