シャープマーケティングジャパンは12月14日、YE DIGITALと共同で「スマートバス停」を開発したと発表した。

  • 左からスマートバス停、スマートバス停の表示部

同機は、太陽光パネルと蓄電池を搭載しており、商用電源に接続することなく設置可能。昼間に発電した電気を蓄電池に蓄えることが可能で、日照量の少ない日や夜間でも利用できる。同機により、商用電源への接続が困難な郊外などにおけるバス停の設置性が高まった。

また、表示部に反射型のカラーIGZO液晶ディスプレイを採用しており、日中は、太陽光などの外光を光源として表示し、直射日光下でも時刻表やお知らせなどをクリアに映し出しすという。バックライトも搭載しているので、外光の少ない夜間でも視認性を確保している。

さらに、通信機能も搭載しており、遠隔操作で時刻表の書き換えが可能。従来型バス停では必要な掲示物の貼り替え作業にかかる時間やコストの削減につながる。

同機は、YE DIGITALおよび西鉄エム・テックより、12月中旬に発売を開始するとのことだ。