エム・ティ・アイは、低遅延なゲーミングモードを備えたNUARLブランドの完全ワイヤレスイヤホン「N6 sports WATERPROOF TRULY WIRELESS STEREO EARBUDS」を11月27日に発売した。価格は税別11,000円。カラーはクラシックブルーとウォームグレイの2色。

  • N6 sports

    N6 Sports

独自の6mm径ダイナミック型ドライバー[N6]v3を搭載。PEEK素材の表面にTPEとチタンを蒸着した、3層被膜構造のPTT振動板を採用している。音楽のビートと内包感を重視したサウンドチューニングで、「コンテンツへの没入を好む人やトレーニング時などにリズムを重視される人に最適」とする。

Bluetooth SoCにクアルコム「QCC3040」を採用。最新コーデック「aptX Adaptive」をサポートしており、対応するスマートフォンと組み合わせて使うと、通信状態やコンテンツに合わせて音質や遅延を最適化。eスポーツにも使えるとアピールしている。

コーデックは他にもSBC、AAC、aptXをサポート。独自の「ゲーミングモード」を搭載し、aptX adaptiveに対応していないデバイスとのaptX/AAC/SBC接続時も、低遅延なワイヤレス通信ができるという。

  • N6 sports

    装着イメージ

左右のイヤホンで同時にデバイスと接続する「TrueWireless Mirroring」をサポートしており、デバイスのOSや機種に依存せず、左右独立通信が可能。ペアリングも1つのイヤホン名を選ぶだけの簡単接続となる。ステレオ使用中にどちらか片側をオフにしても、ミラーリングしているもう1つのイヤホンが自動的に接続され、音楽や通話が途切れずに利用できる。

イヤホンを着けたまま周囲の音が聞ける外音取り込み機能も搭載。音楽再生中は再生音への影響を抑えるミュージックモード、音楽停止中は会話がしやすいというトークモードに、外音取り込みを自動で切り替える。

付属の低遮音イヤピース「Track Ear+」との組み合わせで、風の強い場所や運動時、外音取り込み機能を使えない通話時やテレワークのビデオ会議時でも自分の声や周囲の音が聞こえるとする。また、イヤホンを耳につけたままの状態でも空気が通るため蒸れにくく、長時間使用しても快適としている。

イヤホン単体で連続10時間、充電ケースと組み合わせることで最大60時間の音楽再生ができる。イヤホンのボタンで、スマートフォンの音楽操作(再生/停止/曲送り/曲戻し/音量調整)や、着信応答/拒否/終話、音声コマンドの起動や外音取り込みのオン/オフといった操作が行える。

IPX7防水に対応し、汚れても水洗い可能。耳にフィットするイヤーループは激しく動いても安定した装着性を実現するほか、柔らかいソフトタイプ・シリコンを使っており、長時間使用時の耳への負担も軽減した。重さは片耳約4g。音楽鑑賞向けに遮音性を高めたイヤーピース「Block Ear+」も付属する。

  • N6 sports

    充電ケースに収めたところ

デュアルノイキャン完全ワイヤレス「N10 Pro」、値下げで19,500円に

エム・ティ・アイは12月1日から、NUARLブランドの完全ワイヤレスイヤフォン「N10 Pro ANC TRULY WIRELESS STEREO EARBUDS」の価格を改定。従来の税別24,500円から5,000円安い、同19,500円に値下げする。

  • N10 Pro

    N10 Pro

同社は「NUARL初の10mmダイナミックドライバー“NUARL DRIVER”の搭載により各所で高評価されたN10 Proの音質を、より多くのユーザーに体験いただきたい」として、今回の価格改定を行ったとのこと。

N10 Proは、2020年9月に発売。独自の10mm径ダイナミック型ドライバーや、自然な音の広がりを再現するHDSS技術を採用したほか、フィードフォワード/フィードバック式のデュアルノイズキャンセリング機能、イヤホンを耳にはめたまま周囲の音が聞ける外音取込み機能も備えている。