エム・ティ・アイは、NUARLブランドの完全ワイヤレスイヤホン「N6 mini」を8月28日に、有線イヤホンの上位モデル「NX1」と小型モデル「NX3」を8月7日にそれぞれ発売する。価格(税別)はN6 miniが9,900円、NX1が35,000円、NX3が15,000円。

  • NUARL

    NUARLブランド 8月発売の新製品。(左上から時計回りに)有線イヤホンの上位モデル「NX1」と小型モデル「NX3」、完全ワイヤレスイヤホン「N6 mini」、抗菌素材を使ったイヤーピース3シリーズ

NUARLブランド 8月発売の新製品

  • 完全ワイヤレスイヤホン「N6 mini WATERPROOF TRULY WIRELESS STEREO EARBUDS」(N6 mini)
    税別9,900円 / 8月28日発売
  • 有線イヤホン「NX1 HDSS Hi-Res Stereo Earphone」(NX1)
    税別35,000円 / 8月7日発売
  • 有線イヤホン「NX3 HDSS Hi-Res Stereo Earphone」(NX3)
    税別15,000円 / 8月7日発売

このほか、抗菌素材を使ったイヤピース3シリーズを8月7日に発売する。ラインナップと価格(税別)は、シリコン製「Block Ear+」のS/MS/M/L×各1ペアセットが1,600円、フォームタイプの「Magic Ear+」および「Magic Ear+ TWE」(完全ワイヤレス向け)のS/M/L標準セットが各1,500円など。

IPX7防水や外音取込対応で、小型・低価格な「N6 mini」

2019年末に発売した完全ワイヤレスイヤホン「N6」シリーズの音質を受け継ぎ、IPX7の防水性能と外音取込み機能を追加し、小型・低価格化した製品。カラーはブラック(BK)、シャンパンゴールド(CG)の2色を用意する。

  • N6 mini

    N6 mini。左がブラック(BK)、右がシャンパンゴールド(CG)

独自の6mm径ダイナミック型ドライバー[N6]v3を採用。クアルコム製「QCC3020」を搭載し、音途切れの少ない接続安定性を実現するという。Bluetooth 5.0準拠で、コーデックはSBC、AAC、aptXをサポートする。

通話ノイズキャンセリング仕様のデュアルcVcマイクを搭載。本体側面にタッチセンサーを備え、音楽の再生/停止/曲送り/曲戻しや音量調整、着信応答が可能。マイクを切り替えて、イヤホンをしたまま外の音が聞ける外音取込み機能も利用できる。そのほか、iOS/Androidスマートフォンアプリからのアップデートに対応する。

連続再生時間はSBC/AAC時が最大約8時間、aptX時が最大約5.5時間。堅牢なアルミ製充電ケースが付属し、ケースとの組み合わせで約32時間再生できる。充電時間は約1.5時間。重さは片側約4.5g。

ハイエンド・ピュアオーディオイヤホン「NX1」

「素材独自の付帯音が少ない」というマグネシウム合金を5軸CNC切削加工で仕上げた本体に、新開発のダイナミック型ドライバー[N10]v5Xを搭載した有線イヤホン。カラーはゴールド(GD)。

  • NX1

    NX1-GD(ゴールド)

ドライバーの背面モジュールと本体の前後に空気室を持たせたトリプル・チャンバー構造を採用することで、素材固有の周波数特性の乱れを整え、低域から高域までの音の響きを滑らかにした。また、HDSS技術を採用し、カナル型イヤホンにありがちな頭内定位を防いで「全帯域にわたってクリアで立体感のある自然な音の広がり」を再現する。

イヤホン側にMMCX端子を備え、ケーブルを着脱できる。長さ120cmのケーブルには、銀メッキ仕様の7NグレードのOCC(単結晶状高純度無酸素銅線)8芯撚り線を採用している。入力は3.5mmのストレート型金メッキ3極プラグ。

再生周波数帯域は10Hz〜40kHz。感度は104±3dB/1mW。インピーダンスは32Ω。重さは約28g。イヤーピースはシリコン製の「Block Ear+」とフォームタイプの「Magic Ear+」の2種類が付属する。アルミ製イヤホンケースも同梱する。

小型ピュアオーディオイヤホン「NX3」

小型ピュアオーディオイヤホンNX3xxシリーズのハイエンドモデル。管楽器をモチーフにしたフォルムと素材を採用している。カラーはブラックメタリック(BM)。

  • NX3

    NX3-BM(ブラックメタリック)

2019年末に発売した完全ワイヤレスイヤホン「N6 Pro」に搭載しているダイナミック型ドライバーに、7NグレードのOCCボイスコイルを組み合わせた独自ドライバー[N6]v5Xを搭載。高等級ネオジム磁石を使用した強力な外磁型磁気回路との組み合わせにより、「6mmの小口径ドライバーとは思えない豊かなサウンドを奏でる」という。

真鍮の中でも金管楽器に使用される配合に近い、銅比率の高い黄銅を本体に使用して「明るくハリのある音色」を追求。また、NX1と同様にHDSS技術を採用している。

銀メッキ仕様の7NグレードのOCC8芯撚り線を採用したケーブル(長さ120cm)を備え、入力は3.5mmのストレート型金メッキ3極プラグ。再生周波数帯域は10Hz〜40kHz。感度は100±3dB/1mW。インピーダンスは16Ω。重さは約20g。「Block Ear+」や「Magic Ear+」、PU製イヤホンケースが付属する。