NVIDIAは11月17日、ペタスケール統合型AIワークステーション「NVIDIA DGX Station A100」を発表した。2020年第4半期中に発売予定。

  • NVIDIA DGX Station A100

    NVIDIA DGX Station A100

DGX Station A100は、企業のオフィスや研究所、ホームオフィスなどにおける機械学習やデータサイエンス処理に適したワークステーションで、「DGX Station」の後継モデルとしての位置づけだ。

2.5 PFLOPS（ペタフロップス）のAI性能を誇り、NVLinkによってNVIDIA A100 TensorコアGPUを最大4基連結可能。最大320GBのGPUメモリを搭載。VIDIAマルチインスタンスGPU（MIG）を利用すると、最大28のインスタンスを並行処理できるという。

DGX A100 システムに、NVIDIA A100 80GB GPUを搭載することで、GPUメモリ容量が640GBに倍増する。NVIDIA DGX A100 640GBシステムは、NVIDIA DGX SuperPODTM Solution for Enterprise との統合可能で、企業や研究所は20台のDGX A100システムで構成されたAIスーパーコンピューターにより大規模なAIモデルの構築やトレーニングを行えるという。

NVIDIA DGX Station A100 および NVIDIA DGX A100 640GB は、本四半期に発売予定。MVIDIA DGX A100 320GBのユーザーは、アップグレードのオプションを選択できる。