11月1日から静岡県で行われる「しずおかMaaS 実証実験」に向けた実証実験用アプリ「しずてつ MapS!」が静岡型MaaS基幹事業実証プロジェクト、日本ユニシス、静岡鉄道の三者よりリリースされた。

静岡鉄道と連携したアプリは、リアルタイム混雑情報、近隣地域のデジタルクーポンの取得に加え、草薙地区・庵原地区でのAIオンデマンド交通「草薙のりあい号」「庵原のりあい号」を利用できる。AI活用の配車システムを用いて、タクシーとバスを組み合わせて目的地へのラストワンマイルをシームレスに補完させるもので、乗り放題券なども発行される。

実証実験は、機器を貸し出した自家用車運転者への運転技術データスコアリングや駅構内のサイネージからのクーポン配布による効果、公共交通機関における混雑回避など複数プロジェクトが地域モビリティサービス向上を目的に行われる。アプリは10月23日から12月25日までの期間配信される予定でAppStore、Google Play各ストアからダウンロードできる。

  • 「しずてつ MapS!」によるのりあい号の予約画面(日本ユニシス資料より)

    「しずてつ MapS!」によるのりあい号の予約画面(日本ユニシス資料より)