7月17日の「国際絵文字デー」にちなんでアップルが発表した新しい絵文字が、iOS 14.2 Public Betaで使用できるようになりました。かわいい動物のキャラクターから、意表を突く臓器(!)の絵文字まで、バラエティに富んだ絵文字が加わります。
新しく追加された絵文字の一部を紹介すると、動物系ではビーバーやドードー鳥などの比較的レア度の高い動物が加わります。世界の民族文化に根ざしたモチーフにはマトリョーシカ、メキシコ料理のタマルなどがあります。忍者やタピオカミルクティは、日常生活で使う機会が案外多いかもしれません。
肌の色や性別ジェンダーインクルーシブなどのバリエーションも含めると、新しい絵文字は100種類以上にものぼります。iOSやiPadOSだけでなく、macOS、watchOSでも、今後予定されているOSアップデートを経て使えるようになります。
iOS 14では、ミー文字のカスタマイズ用オプションが増えて、ヘアスタイルや帽子のバリエーションが追加されたほか、マスクも着けられるようになりました。iMessageによるビジュアル表現を活かしたコミュニケーションがますます楽しくなりそうですね。
※本記事の中で紹介しているiOS 14.2パブリックベータの画面は、取材に基づく特別な許可を得て掲載しています。