ロジクールは8月28日、ゲーミングブランド「ロジクールG」から、レーシングシミュレーションギア「ロジクール G923 レーシングハンドル & ペダル」を発表した。9月17日に発売する。価格はオープンだが、直販価格は61,270円(税込)となっている。
5年ぶりの新作となるステアリング型コントローラ。「G29」の上位機種で、新技術「TRUEFORCE」を搭載する。「TRUEFORCE」はゲーム内のアクションやオーディオと連携して、ステアリングにフィードバックするシステムだ。轟くエンジン音やタイヤのトラクション、地形に合わせた振動などを再現し、リアルで没入感のあるレーシング体験を提供するという。
実際のレーシングカーの発進を再現するデュアルクラッチも搭載し、スタート時のトラクションを最大化しながら、すばやくクリーンに発進加速。また、ファームウェアでホイールモーターに流れる電流を監視し、ゲームからの出力に合うよう電圧レベルを継続的に調整しながら、適切なトルクを再現している。この設定値を上げることで、旧式のフィードバックを用いたゲームにおいて、ホイール全体のレスポンスを高められる。
メタルホイール、ペダル、レザー製ホイールカバーなどは、現代的なデザインに変更しており、ブレーキペダルには新開発の高反発バネを使用。各種コントロールボタンはステアリングホイール中央にまとめている。中央上にあるRevインジケーターのLEDライトでギアシフトのタイミングを確認でき、24点アジャストメントダイヤルと+/-ボタンは、走行中のチューニングに役立つ。
ユーティリティの「Logicool G HUB」を使うことで、ホイールの感度やフォースフィードバックのレベル、ボタン割り当てなどをカスタマイズ可能だ。インタフェースはUSBで、本体サイズ・重さはハンドル部がW278×D260×H270mm・2.25kg、ペダル部がW311×D428.5×H167mm・3.1kg。対応機種はWindows 7 / 8 / 8.1 / 10、およびPlayStation 4、発売予定のPlayStation 5にも対応予定となっている。