ステッドラーは8月27日、ワコムと共同開発したデジタル鉛筆「ノリスデジタル」を発表した。ワコム直販サイト「ワコムストア」で販売され、価格は4,000円(税別)。
「ノリス デジタル」は、建築・芸術クリエイターなどから厚い支持を得る「ステッドラー」の鉛筆に、ワコムのEMR技術を搭載したデジタル鉛筆だ。
デザインは、ステッドラーの伝統的な黄色と黒色のストライプが印象的な鉛筆「ノリス」のイメージカラーをそのまま継承。胴体軸部分は押し出し成型で鉛筆の形にする独自工法「WOPEX技術」で成形され、素材はEMRに適した特殊な木軸素材を採用しているという。
ペン先にはエラストマー素材を使用し、鉛筆の筆記に近いフィーリングを再現するとしている。対応機種はワコムの「Wacom One」をはじめ、ChromebookやARROWS Tabといった一部のタブレットPCやデジタルノートで利用できるという。動作確認済み機種はステッドラーのサイトなどで確認できる(該当PDF)。
筆圧レベルは4,096レベルで、手の一部が画面に当たってもペン先のみを認識して安定した筆記が可能な「パームリジェクション」に対応する。ペンテクノロジーは電磁誘導方式。電源は不要で、充電やペアリング、ドライバのインストールは不要。
本体サイズは約175×7.5mm、重さは8.7g。替え芯5本と芯抜きが付属する。
【お知らせ① 】ノリスデジタルが本日より発売!! 日本国内でも、ようやく正式に発売することができました!!(約3年越し) 詳しくはこちらhttps://t.co/4a79Ebfnwv pic.twitter.com/PkysrYSik4
— ステッドラー日本【公式】 (@STAEDTLERJP) August 27, 2020