リンクスインターナショナルは8月7日、英Kano製の教育向けWindowsタブレット「Kano PC」を発表した。8月22日の発売、価格はオープン。

  • Windowsタブレット「Kano PC」

Kano PCは、ロンドンで教育向けコンピュータを開発するKanoが開発したWindowsタブレット。リンクスインターナショナルが国内総代理店契約を締結して発売する。

PCの基板、バッテリー、スピーカーなどの部品を自分で組み立てる仕様で、コンピュータの仕組みを理解しながらSTEM学習が行える。簡単に組み立てられるように、イラスト付きブックレットが付属する。

  • パーツ類

  • 製作イメージ

プログラミングの基本的な知識を遊びながら学べる「How Computers Work」、「Kano Code」、「Make Art」といったアプリが付属。Kano Codeではブロックコーディングを、Make Artはテキストコーディングを学ぶ。アプリは日本語対応済み。

ディスプレイは11.6インチのタッチスクリーンで、約1mの高さからの落下テストもクリア。キーボードはカバースタンドを兼ね、日本語JIS配列準拠となっている。

  • タブレット本体の背面

  • 側面

主な仕様は、CPUがIntel Celeron N4000(1.1GHz)、メモリが4GB、ストレージが64GB eMMC。OSはWindows 10 Pro。通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5.0。

インタフェース類は、USB Type-C×1、USB 3.0×2、HDMI×1、microSDメモリーカードリーダーなど。本体サイズは約W287.5×D194×H35.6mm(キーボードカバー装着時)、重さは約1.23kg(キーボードカバー装着時は約1,76kg)。

  • 使用イメージ