レノボは8月4日、15.6型ディスプレイを搭載するモバイルワークステーション「ThinkPad P15v」を発売した。直販価格は241,000円(税別)から。

  • レノボ、NVIDIA Quadro P620を搭載してコスパを高めた15.6型のモバイルワークステーション

    Lenovo「ThinkPad P15v」

ThinkPad P15vは強力なCPUを搭載しつつ、グラフィックスにNVIDIA Quadro P620を採用してコストパフォーマンスを高めた15.6型のモバイルワークステーション。強力なCPUとコスパに優れるグラフィックスを組み合わせることで、グラフィックスでコストを抑えたいユーザーに訴求する。

構成違いで3製品を用意し、いずれもグラフィックスにはNVIDIA Quadro P620 4GBを搭載。主な違いとして、中位構成にのみタッチ操作が可能なディスプレイを採用する他、最上位構成にのみ4Kモデルを用意する。

最上位構成となる「20TR0000JP」では、CPUに6コア12スレッドのIntel Xeon W-10855Mを採用。32GBメモリ、M.2 NVMe 512GB SSDを搭載し、4K(3,840×2,160ドット)非光沢IPSディスプレイを組み合わせる。OSにWindows 10 Pro for Workstations 64ビット版をインストールし、価格は428,000円(税別)。

中位構成の「20TR0001JP」では6コア12スレッドのIntel Core i7-10750H、16GBメモリ、M.2 NVMe 512GB SSDを搭載。マルチタッチ操作に対応するフルHD(1,920×1,080ドット)解像度の非光沢IPSディスプレイを採用する。OSにWindows 10 Pro 64ビット版をインストールし、価格は307,000円(税別)。

下位構成の「20TR0003JP」では4コア8スレッドのIntel Core i5-10300H、8GBメモリ、M.2 NVMe 256GB SSDを搭載。ディスプレイはフルHD(1,920×1,080ドット)解像度の非光沢IPSパネルを採用する。OSにWindows 10 Pro 64ビット版をインストールし、価格は241,000円(税別)。

インタフェースはThunderbolt 3対応のUSB3.1 Type-C×1、USB3.1 Type-A×2、HDMI×1、ステレオミニ端子を搭載。Wi-Fi 6に対応し、1Gbps有線LANポートを備える。

本体サイズはW366.5×D250×H21.17~24.2mmで、重さは約2.07kg。