センスウェイは7月14日、conect.plus(コネクトプラス)と協力し、センサーを使用してIoTシステムによりビルや倉庫、屋内設備における漏水や入退室を容易に検知・通知できるというサービスである「Facility Connect(ファシリティ・コネクト)」を8月20日に提供開始すると発表した。料金は、初期費用が0円、月額基本料金が9800円、センサー月額料金が1台あたり1480円。

  • Facility Connectの構成図

新サービスは、センスウェイが提供するIoTセンサー及び通信サービスと、コネクトプラスが提供するIoTデータをリアルタイムに表示可能なダッシュボード作成ツールである「conect+ Studio(コネクトプラススタジオ)」を組み合わせることで、施設内の倉庫や電気室、会議室など複数人が出入りする場所の入退室や、設備の漏水を検知し、異常があった場合に通知できるという。

漏水のリアルタイム把握に関しては、センサーを使用して漏水検知及び通知を行う。さらに、施設内で不審な入退室があった際は、アラート通知により素早く把握できるとしている。

  • Facility Connectで使用する漏水センサー(R718WB)

  • 開閉センサー(R311A)

  • 人感センサー(RB11E)

  • conect+ Studioの画面

初期設定とデータの一括管理に関しては、同サービスで使用する各センサーやconect+ Studioは、必要な設定を済ませた状態で提供するため、施設管理者は初期設定不要ですぐに利用を開始できるという。