デルとEMCジャパン(デル テクノロジーズ)は7月1日、ソフトウェア・デファインド・ストレージ「Dell EMC PowerFlex」を発表した。
PowerFlexは、さまざまな従来型アプリケーションと最新のアプリケーションを1つのプラットフォームでサポートするソフトウェア・デファインド・ストレージ(SDS)で、従来「Dell EMC VxFlex」として展開していた製品のリブランドとなる。
ノードを簡単に交換できるほか、ダウンタイムやパフォーマンス、可用性への影響はないとし、フォークリフトアップグレードやリスクが伴うデータ移行が不要となる。
新機能として、最短30秒のRPOを実現するネイティブの非同期レプリケーション機能とシンプルな災害復旧オペレーションである「レプリケーションとディザスターリカバリー」と、医療や金融など特定のコーポレートガバナンスとコンプライアンス要件を持つ業界向けデータ保護機能「セキュアスナップショット」を搭載した。
なお、同製品は7月2日より、デル、EMCジャパンおよび両社のビジネスパートナーから提供される。大規模な拡張性と柔軟なネットワークオプションを提供する「アプライアンス」、もしくは統合ネットワーキングとプロフェッショナル サポートを備える「ラック構成」での導入が可能。価格は個別見積もり。