恵安は6月25日、量子ドット技術を採用したゲーミングディスプレイ2製品を発表した。鮮やかな表示の映像が得られる。23.8型モデル「KIG240QD-HB」と27型モデル「KIG270QD-HB」の2種類。6月26日より発売する。価格はいずれもオープン。

  • 恵安が、量子ドット技術を採用して鮮やかな表示を可能にしたゲーミングディスプレイ2製品を発表した

KIG240QD-HB

「KIG240QD-HB」はディスプレイサイズが23.8型のモデル。直販価格は21,800円(以下、税込)。

本製品が採用する量子ドット技術は、吸収した光を別の色に変換する特性を持つ。この技術により、バックライトのブルーライトを吸収し、色純度の高いレッドとグリーンの強い光に変換。バックライトを透過させたブルーと組み合わせることで、鮮やかな映像の色彩を忠実に再現する。

  • 量子ドット技術を用い、従来のLEDバックライトモデルよりも鮮やかな表示が可能

解像度は1,920×1,080ドットで、液晶パネルは広視野角のADS方式。75Hzのリフレッシュレートに対応し、最大輝度も400cd/平方メートルに向上。応答速度も最大1msと高速化している。色域は、sRGBカバー率98%(sRGB比139%)、Adobe RGBカバー率97%(Adobe RGB比103%)。

きょう体は、上/左/右のベゼルが約3mmと薄く画面への没入感に優れる。パネル部分(背面上部)も約8mmとスリムだ。

  • 背面もシャープなデザインに仕上げている

ゲーミング機能として、画面中央にクロスヘアターゲットマークを表示するLine of Sight機能を搭載。マークは複数から選択できる。ティアリングやスタッタリングを抑えるAMD FreeSyncにも対応する。眼精疲労対策は、フリッカーフリー設計とブルーライト軽減機能を採用。画面が非光沢(ノングレア)仕様なので、長時間画面を見ていても目が疲れにくい。

主な仕様は、視野角が上下 / 左右ともに178度、輝度が400cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が12ms GTG(応答速度モードON時:1ms)。映像入力インタフェースは、HDMI 1.4×2、DisplayPort 1.4×1。2W+2Wのスピーカーを内蔵し、VESAマウントは75mmに対応。本体サイズはW540×D153×H404mm、重さは約2.85kg(スタンド含む)。

KIG270QD-HB

KIG270QD-HBは、画面サイズが27型のモデル。直販価格は37,200円。液晶パネルはVA方式で、リフレッシュレートは165Hzまで対応。色域は、sRGBカバー率98%(sRGB比139%)、Adobe RGBカバー率97%(Adobe RGB比103%)。

主な仕様は、コントラスト比が4,000:1、応答速度が21ms GTG(応答速度モードON時:1ms)。映像入力インタフェースは、HDMI 2.0×1、HDMI 1.4×1、DisplayPort 1.2×1。VESAマウントは100mmに対応。本体サイズはW614×D45×H363mm、重さは約4.4kg(スタンド含む)。その他の仕様はほぼ共通。