緊張と興奮のなか、初出場の国際大会でアジア3位に
――先日のPCSで、初出場の国際大会で総合3位という結果を残せたことについて、どのように感じていますか?
率直に言えば、PCSで3位を獲得できたことには少し驚きました。Team Cursonはメンバーの全員が、国際大会に出場するのは初めての経験だったんです。
ほかの出場チームはプロチームばかりで、私たちは少し緊張していました。それと同時に、私たちが応援してきたような、今でもプレイを見るのが好きなチームたちと戦うことができたことに、興奮していました。私たちが残せた結果、そしてPCS前や大会期間中の頑張りを誇りに思います。
――PCSで良い結果を残せた理由や、Team Cursonならではの強みだと考えているポイントはどういったところですか?
私たちは自チームの欠点が、チームファイトの弱さにあることを知っていました。だからこそ、試合の早い段階から、最もセーフティなルートで次の安全地帯に入り、戦闘を避けるようにしたんです。
私たちは、不確実性が高すぎるほかのチームとの戦闘に巻き込まれないように、慎重に生き残ることを考えた戦略に集中していました。
――PCSではDAY1の成績が非常に好調だっただけに、Week2ではやや失速しているように見えました。これはどのような理由だったと分析していますか?
試合の序盤、私たちは戦闘よりもムーブにフォーカスしています。おそらくWeek1の時点で、ほかのチームはこうした私たちの戦術をリサーチできていませんでした。だからこそ、私たちはよりスムーズなムーブができたのだと思います。
Week2に入ってからは、私たちのプレイスタイルはすでに他チームに研究されたため、それによってムーブが難しくなりました。
さらなる結果を残し、プロチームとしての活動を目指す
――PCSで良い結果を残したことで、チームの環境で変化したことはありますか?
チームやファン、そしてスポンサー企業の方々も、PCSでの結果を誇りに思っているはずです。2020年のはじめに、私たちは多くのスポンサーを獲得しました。スポンサー企業の方々には、非常に多くのサポートをいただき、感謝しています。
――選手たちは今後、専業のプロチームとして活動することを目標としていますか?
各選手の能力が必要な水準に達し、十分なリソースが整えば、私たちは皆プロになりたいと思っています。世界の舞台で優れた成績を残して、プロチームとして活動することは、私たちの大きな目標の1つですね。
――Team Cursonとしての、今後の目標を教えてください。
オンラインやオフラインを問わず、さまざまな地域の大会に招かれて、参加するのが私たちの目標の1つです。いろいろな地域のプレイヤーと交流して経験を重ね、さらに幅広い知識を吸収して、より素晴らしい結果を残したいと思います!