日本HPは6月18日、家庭用インクジェット複合機「HP ENVY 6020」「HP ENVY Pro 6420」を発表した。自動両面印刷機能を備えた4色モデルで、印刷速度は片面モノクロが約10枚/分、片面カラーが約7枚/分と高速。白基調のすっきりとしたデザインに仕上げ、在宅ワークや在宅学習で印刷やスキャンが必要になった家庭に訴求する。直販価格はHP ENVY 6020が11,800円(以下、税別)、HP ENVY Pro 6420が15,800円。ともに7月30日より発売する。

HP ENVY 6020

プリント / スキャン / コピー機能を搭載するA4カラーインクジェット複合機。インクカートリッジは黒とカラー3色(一体型)の4色構成。片方のインクカートリッジがなくなっても印刷できるシングルカートリッジモードに対応する。印刷解像度は最高4,800×1,200dpiで、自動両面印刷機能は標準搭載。印刷速度は片面モノクロで約10枚/分、片面カラーで約7枚/分。

  • シンプルな構成とシンプルながら上質なデザインが特徴の「HP ENVY 6020」

給紙トレイには100枚の用紙をセット可能。給紙トレイと排紙トレイは前面に設置されているので、用紙の入れ替えもスムーズに行える。給紙トレイの表面にはステータスライトを備え、印刷状況を知らせてくれる。

スマートフォン用アプリ「HP Smart」との連携では、スマートフォンと直接無線接続しての印刷が可能。複数の動作を登録しておき、一連の動作として実行できる「スマートタスク」機能も備える。

インタフェースはUSB 2.0×1、IEEE802.11b/g/n無線LAN(2.4GHz/5GHz)。無線LANでのデバイスの同時接続台数は最大5台まで。スキャンセンサーはCISで、光学解像度1,200×1,200dpiでの読み取りが可能。本体サイズはW432.5×D361.1×H132.1mm、重さは約5.22kg。

HP ENVY Pro 6420

HP ENVY Pro 6420は、35枚の用紙をセットできるADF(自動用紙読み取り装置)搭載モデル。本体サイズはW432.5×D361.1×H174mm、重さは約6.16kg。そのほかの仕様はほぼ共通。

  • スキャナー部にADFを搭載した「HP ENVY Pro 6420」