マウスコンピューターは6月17日、タブレットにもノートPCにも簡単に切り替えられる2in1型の学習向けタブレットPC「mouse E10」シリーズを発表した。8月下旬から発売する。Web直販価格は52,800円(税別)。

  • 「mouse E10」シリーズ

10.1型のタブレット本体に着脱式のキーボードが付属し、タブレットとしてもノートPCとしても使用できる、2in1型の学習向けタブレットPC。

本体に装備した一体型スタンドは、使う場所や子どもの目線の高さに合わせて画面を見やすい角度に調整可能。180度回転することで持ち運ぶ際に便利なハンドルとしても使用できるという。

  • 一体型スタンドは見やすい角度に調整可能。180度回転してハンドルとしても使える

手書き入力に対応したスタイラスペンが付属し、文字や図を書き込むことが可能。筆圧に応じて太さや濃淡なども反映される。ペンを使用しない時は、本体背面のスタイラスペンホルダーにセットできるようになっている。

  • 本体の前面と背面には200万画素のカメラを搭載

本体の前面(イン)と背面(アウト)の両方にカメラを搭載し、使用シーンに合わせてカメラの使い分けが可能。前面カメラには物理的にカメラを隠せるスライドシャッターが装備され、意図しない撮影を防ぐことができる仕組みだ。

本体部分は、MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠した、高さ約76cmからの落下テストをクリア。また、側面のインタフェースはほこりや水分などの侵入を防ぐカバーを装備し、IP54規格準拠の防塵・防滴仕様に対応する。

  • 付属のスタイラスペンで筆圧に応じた太さや濃淡で書き込める

主な仕様は、CPUがIntel Celeron N4100、メモリが4GB LPDDR4-2400、ストレージが64GB eMMC、グラフィックスがIntel UHD Graphics 600(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型グレア(1,280×800ドット、10点マルチタッチ対応、MPP準拠ペン入力対応)など。

通信機能は、IEEE802.11ac / a / b / g / n対応無線LAN+Bluetooth 5。インタフェースはUSB 3.0 Type-C×1、USB 2.0 micro-B×1、映像端子としてmicro HDMI×1。カメラは前面、背面ともに200万画素。

バッテリー駆動時間は約12時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW274.0×D199.7×H12.3mm(スタンド・突起部含まず)、重さは本体のみ980g、キーボードカバー込みで1.24kg。OSはWindows 10 Pro(64bit)。文書や表計算、プレゼン資料を作成できるオフィスソフト「WPS Office Standard Edition」がバンドルされる。