レノボ・ジャパンは5月26日、ワイヤレスキーボード「ThinkPad トラックポイント キーボード II」を発売した。価格は14,500円(税別)。米国で2020年1月3日に発表、先行して発売となっているが、正式な日本発売がアナウンスされた。平澤寿康氏の詳細なレビューもぜひご覧いただきたい。

  • ThinkPad トラックポイント キーボード II(ThinkPad TrackPoint Keyboard II)

    日本発売を期待していた人は多かったであろう「ThinkPad トラックポイント キーボード II」

既存モデル「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」の後継となり、接続がBluetooth 3.0から、Bluetooth 5.0とUSBレシーバー(2.4GHz帯)というデュアルワイヤレス接続となった。また、CapsLockとFnLockにLEDインジケータを設けるなど、使い勝手が向上。点字入力をサポートする6点入力機能も備える。

  • ThinkPad トラックポイント キーボード II(ThinkPad TrackPoint Keyboard II)
  • ThinkPad トラックポイント キーボード II(ThinkPad TrackPoint Keyboard II)
  • ThinkPad トラックポイント キーボード II

Android 8.0以上を正式サポートし、Android用のファンクションをF9~F12に割り当てている。F9がBackボタン、F10がHomeボタン、F11がSearchボタン、F12がアプリ切り替えボタンだ。対応するWindowsは、Windows 10とWindows 7となっている。Windows 10にてBluetoothデバイスを簡単にペアリングする「Swift Pair」対応。

  • ThinkPad トラックポイント キーボード II(ThinkPad TrackPoint Keyboard II)

    F9~F12のAndroid用ファンクション。かなり小さい印字だが、Androidで使うときに重宝する

  • ThinkPad トラックポイント キーボード II(ThinkPad TrackPoint Keyboard II)

キーピッチは約19.05mm、キーストロークは約1.8mmを確保。心地よくタイプできる押し心地やキーの戻りなど、名前の通りノートPC「ThinkPad」のキーボード感覚を維持したとしている。

本体は、振動、防塵、落下、剛性、キートップの薬品耐性といったテストをクリアし、耐水テストも実施。キーボード面に水や炭酸飲料(20cc)をこぼして5分放置、水分を拭き取って24時間後、正常に動作することを確認している。ただし、本体内部に水分を排出する溝などはない。

  • ThinkPad トラックポイント キーボード II(ThinkPad TrackPoint Keyboard II)

    角度調節が可能。右側面には電源スイッチ

  • ThinkPad トラックポイント キーボード II(ThinkPad TrackPoint Keyboard II)

    背面。左から、Bluetooth・2.4GHz帯の切り替えスイッチ、Windows・Android切り替えスイッチ、充電用USB Type-C端子、USBレシーバー

電源は内蔵バッテリーで、充電端子はUSB Type-C、フル充電から約2カ月間の駆動時間(1日にキーボード入力を3時間、アイドルモードで5時間、1週間を5日とした場合)。本体サイズは約W305.5×D164×H13.7mm、重さは約516g。

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    使用イメージ