本田技研工業(Honda)は、トラディショナルな人気を持つ同社バイク「Gold Wing」シリーズの現行モデルより「Android Auto」が利用可能になることを発表した。国内では2020年6月15日にソフトウェア更新方法をWebで告知する。

  • Honda「Gold Wing」現行モデル(同社資料より)

    Honda「Gold Wing」現行モデル(同社資料より)

「Gold Wing」シリーズは、北米で2017年10月のフルモデルチェンジし二輪車として初のドライビングサポートアプリ「Apple CarPlay」を導入するなどデジタルナビゲーションをいち早く取り入れ快適なデジタルライディングを提供してきた。今回「Android Auto」を導入することでAndroid OS環境にも対応、より幅広い層にデジタルライディングサービスを提供できるようになる。

  • 「Gold Wing」メータパネル「Android Auto利用イメージ(同社資料より)

    「Gold Wing」メータパネル「Android Auto利用イメージ(同社資料より)

「Android Auto」は、Googleが開発したカーナビアプリ。運転しながらAndroidデバイスの機能を最大限に利用でき、音声認識機能でハンドルを握ったまま音声操作で情報検索や音楽再生、ナビゲーションを利用できる。対象となるGold Wingのモデルは、型式:2BL-SC79/SC79。音声認識システムを活用するには、市販のBluetoothヘッドセットが必要となる。