「文字盤」と「コンプリケーション」とは?

Apple Watchで使える文字盤は、watchOS 6の時点で31種類。デザインも機能性も様々です。使いたい文字盤は複数ピックアップしておくことができ、Apple Watchの画面をスワイプするだけで切り替えられる仕組みになっています。

  • 見た目も機能性も全く違う多彩な文字盤。バンドとのコーディネートも楽しめます

また、文字盤には各アプリなどと連携して情報を常駐させる小窓=「コンプリケーション」が配置されています。よく使うアプリ・機能をコンプリケーションに割り当てることで、操作や情報確認がスムーズになります。

  • 同じ文字盤でもコンプリケーションやカラーのカスタマイズで見た目や使い勝手が大きく変わります

Apple Watchをいかに使いこなすかは、この文字盤とコンプリケーションのカスタマイズが一番のポイントと言えるでしょう。

文字盤を追加・削除する方法

文字盤は、初期設定でいくつかの種類が使える状態になっています。画面を左右にスワイプしてみましょう。

  • 画面を左右の端からスワイプすると、文字盤が切り替わります

これらは、iPhoneの「Watch」アプリ→「マイ文字盤」に登録されているものです。

  • Watchアプリの中にある「マイ文字盤」。ここの内容がApple Watchに反映されています

その他のデザインは「文字盤ギャラリー」に入っています。ここから使いたいものを「マイ文字盤」に追加することができます。

  • 下部の「文字盤ギャラリー」タブを開くと、全てのデザインを見ることができます。使いたいものを選択し「追加」をタップすると、「マイ文字盤」に追加されます

使わないものは「マイ文字盤」から削除しておくと、切り替えがスムーズです。

  • 「マイ文字盤」の「編集」をタップ→不要な文字盤の「-」→「削除」の順にタップ

  • 右側の三本線を長押し→上下に移動して並び順の入れ替えができます

文字盤をカスタマイズする方法

文字盤は、色や数字のスタイル、コンプリケーションをカスタマイズすることができます。「マイ文字盤」に入っているものからひとつ選択し、カスタマイズしてみましょう。

  • 「カラー」文字盤では、色とスタイルを変えると大きく印象の異なるデザインになります

  • 「カリフォルニア」では様々な数字表示が用意されています。盤面の色でも見た目が大きく変わります

  • 「写真」は、お好みの写真をローテーションで文字盤に表示します。表示させる写真は、マイウォッチの「写真」に同期されたアルバム、フォトライブラリから任意で選択、「メモリー」機能に新しく追加された写真の、3つの方法から選べます

コンプリケーションは天気、カレンダー、アクティビティリングなどの情報を表示したり、タップしてアプリを開くことができる、常駐の小窓です。表示内容は使い方に合わせて変更が可能です。使用中の文字盤のコンプリケーションをカスタマイズしてみましょう。

  • 「マイ文字盤」から編集したい文字盤をタップ→「コンプリケーション」の項目欄から、編集したい位置を選択

  • 選択肢を回して使いたい項目に変更します。他の位置も同様に変更していきます。使わない場合はオフ(非表示)でもOK。組み合わせ次第でいろいろな使い方に合わせられます

コンプリケーションを使いこなす小技

常時表示文字盤で一部の情報を隠す方法

Apple Watch Series 5の常時表示では、周囲の人からコンプリケーションの表示内容が見えてしまう恐れがあります。気になる場合は、手首を上げたとき以外はそれらが非表示になるよう設定しておきましょう。

  • 「マイウォッチ」を開き「画面と明るさ」→「常にオン」の順にタップ→「機密コンプリケーションを非表示」をオンにする

コンプリケーションの少ない文字盤でもアプリを手早く開く方法

デザイン的にはシンプルでコンプリケーションの少ない文字盤を使いたい、けれどよく使うアプリは手早く開きたい。そんな時はDockを活用しましょう。Dockはよく使うアプリを集めておけるエリアで、サイドボタンを1回押すと表示されます。

  • 「マイウォッチ」の「Dock」→「編集」をタップ→「よく使う項目」にチェック→よく使うアプリの「+」をタップし、最後に「完了」をタップ

  • Apple Watchのサイドボタンを押すとDockが開き、タップすると各アプリが開きます