ロープロながら冷却性能も高いクーラー

Cooler Masterの「MasterAir G200P」は、高さがわずか39.4mmというロープロファイルのCPUクーラー。この薄さでも、ヒートパイプ2本のヒートシンクとワイドレンジのPWMファン(800~2,600rpm)を搭載しており、省スペースPCでも冷却性能が欲しいという向きには良いだろう。価格は5,500円前後。

  • Cooler Masterの「MasterAir G200P」。LEDコントローラも付属する

  • 9cmファンを搭載。コンパクトなMini-ITXシステムに最適と言える

また同社からは、デュアルリングのアドレッサブルRGB LEDを搭載した12cmファン「MasterFan MF120 Halo」も発売となっている。ジェットエンジンとヘリコプターから着想したというハイブリッドファンブレードを採用しており、風量を確保しながら強い風圧を実現した。価格は2,000円前後だ。

  • 「MasterFan MF120 Halo」。デュアルリングにより、発光機能を強化

無限伍がARGB/デュアルファンに進化

サイズの「無限伍 ARGB PLUS」は、アドレッサブルRGB LEDを搭載したサイドフロー型CPUクーラー。従来の「無限伍」をベースに、ファンを「Kaze Flex 120 ARGB」に変更したほか、トップにLEDカバーを追加した。ゲーミング向けとして、ファンは片面から両面に強化、冷却性能も向上している。価格は10,000円前後。

  • サイズの「無限伍 ARGB PLUS」。両サイドとトップが鮮やかに発光する

  • LEDコントローラも付属。非対応のマザーボードでも発光機能が利用できる

またKaze Flex 120 ARGBは、ファン単体での発売も開始。いずれもPWM仕様で、回転数は1200/1500/1800rpmの3モデルが用意されている。LEDコネクタは5V/3ピンRGB。分岐ケーブル仕様になっており、デイジーチェーン接続で増設することが可能だ。価格は1,600円前後と、アドレッサブルRGBとしては安価。

  • 「Kaze Flex 120 ARGB」。Kaze Flex初のアドレッサブルRGB LEDモデルだ

  • 四隅に衝撃吸収ラバーパッドを装着。20cmの延長ケーブルも付属する

オープンフレームケースがATXに対応

長尾製作所から、オープンフレームケースの新モデルとして、ATX向けの「N-FRAME-ATX」とマイクロATX向けの「N-FRAME-MATX」が登場した。Mini-ITX向けの「N-FRAME-ITX」(発売中)から大型化され、ATX電源が搭載可能となっている。ストレージは、2.5インチ×2台と3.5インチ×1台の搭載が可能だ。価格はそれぞれ、16,000円前後と15,000円前後。

  • 長尾製作所の「N-FRAME-ATX」(右)と「N-FRAME-MATX」(中)

  • 土台のスペースに、ATX電源やストレージの搭載が可能となっている

M.2 SSDでホットスワップを可能に

ICY DOCKの「ToughArmor MB601M2K-1B」は、M.2 NVMe SSD用という、珍しいモバイルラック。かなりニッチではあるものの、M.2 NVMe SSDは種類も豊富になってきており、ニーズは増えるかもしれない。3.5インチベイ内蔵型で、付属のモジュールにより、ホットスワップが可能だ。オリオスペックでの価格は16,280円。

  • ICY DOCKの「ToughArmor MB601M2K-1B」。インタフェースはU.2となる

  • M.2は22110まで対応。ツールレスで固定できる。熱伝導シートも付属