Ryzen Threadripper向けのROGマザー

ASUSの「ROG Strix TRX40-E Gaming」は、第3世代Ryzen Threadripper向けのハイエンドマザーボード。TRX40チップセット搭載モデルとしては、すでにE-ATXの「ROG Zenith II Extreme」が登場していたが、このTRX40-Eは通常のATXサイズなので、ケースを選ばず利用しやすいだろう。価格は69,000円前後。

  • ASUSの「ROG Strix TRX40-E Gaming」。OLEDパネル「LiveDash」も備える

    ASUSの「ROG Strix TRX40-E Gaming」。OLEDパネル「LiveDash」も備える

  • ネットワーク機能は、IntelのWi-Fi 6とGbE、Realtekの2.5GbEを搭載

ROGシリーズらしい重厚な作りで、16フェーズ電源とアクティブヒートシンクを搭載。Aura Syncにより、VRM/チップセットのヒートシンクでは、レインフォールパターンのユニークな発光を楽しむことができる。M.2は3スロット搭載しており、そのうち2つは一体型ヒートシンクで効果的に冷却することが可能だ。

Ghost Canyon対応のGeForce RTX 2070

ASUSの「DUAL-RTX2070-O8G-MINI」は、全長19.7cmというコンパクトサイズのGeForce RTX 2070グラフィックスカード。省スペースPCでの利用に適しており、Intelの超小型ベアボーン「NUC 9 Extreme」(Ghost Canyon)向けに設計されたという。クーラーは、リング付きのAxial-techファンをデュアル搭載。価格は57,000円前後だ。

  • ASUSの「DUAL-RTX2070-O8G-MINI」。貴重なコンパクトモデルと言える

  • グラフィックス出力は、DisplayPort、HDMI、DVIが1端子ずつとなる

速くてお得なM.2 NVMe SSD新モデル

Western Digitalの「WD Blue SN550」は、M.2 NVMe SSDの新モデル。従来モデル「SN500」の後継となり、最大容量が1TBに増えたほか、データ転送速度も最大1,700MB/s→2,400MB/sと向上している。価格は、250GBが6,500円前後、500GBが8,000円前後、1TBが14,000円前後と、コストパフォーマンスは良さそう。

  • Western Digitalの「WD Blue SN550」。250GB/500GB/1TBの3モデルが登場

  • こちらは従来モデルの「SN500」。切り欠きのタイプも変わったことが分かる

インタフェースは従来通りPCI Express Gen3だが、レーン数がx2からx4へと強化された。データ転送速度は各容量で異なり、250GBモデルでは書き込みが遅めな傾向が見られるものの、1TBモデルはシーケンシャルライトが1,950MB/s、ランダムライトが405kIOPSと高速になっている。

  • SN550のデータ転送速度。価格的にも、500GB以上が狙い目だろう

  • こちらはSN500のデータ転送速度。SN500は最大500GBまでしか無かった