スタンダードな4K広角モジュール

さて、肝心のカメラ部を詳しく見ていきましょう。発表時点で用意されたのは「4K広角モジュール」「360度モジュール」「1インチ広角モジュール」の3つです。

4K広角モジュールは、一般的なアクションカメラ的な使い方を想定したモジュール。4K/60fpsでの動画撮影が可能で、フルHDは200fpsまでのハイスピード撮影にも対応。動画のビットレートは100Mbps。JPEGやRAWの静止画撮影も可能で、レンズの焦点距離は35mm判換算で16.4mm相当、F値はF2.0です。

  • 4K広角モジュールを装着したところ

  • ライバルのHERO8 Blackと並べたところ。少し横長になります

  • 本体前面

  • 本体背面

  • 本体側面。USB Type-C端子とmicroSDカードスロットを搭載

  • 手ブレ補正機能の存在をアピールする表記も

  • 本体上部

  • 本体底面はバッテリーとなります

レンズの画角は4段階で切り替えられ、Ultra Wide、Wide、Linear、Narrowと選択できます。GoPro HERO8 BLACKにもあった機能で、無段階ではありませんが、疑似的なズームとして利用できます。Ultra Wideは、超広角レンズを生かした迫力ある映像が撮影できますが、レンズの歪曲が強いため、シーンによっては歪曲の少ないNarrowで撮影するのもいいでしょう。動画、静止画ともに利用できます。

モジュール型の特性を生かして、カメラ部を前後逆に取り付けることで、ディスプレイをレンズ側に向けて装着することも可能。こうすることで、画面を見ながら自撮りできるようになります。

  • モジュールの向きを前後入れ替えれば、自撮り用にディスプレイを前面に持ってくることができます