やっぱり家電のパナソニックは健在

最後に再び登壇したパナソニックノースアメリカのモスコウィッツCEOは、「パナソニックは、家電の売上げでは世界2位であり、家電製品での豊かな実績を持っている」とし、新たな製品群を発表した。

LUMIXでは、フルフレームのミラーレスデジタルカメラ「LUMIX S1H」を紹介。「業界初のイノベーションが満載されたミラーレスビデオの最高峰」と位置づけ、HDRビデオに適した10ビットインターナル4Kや毎秒60フレームでの4K撮影が可能なこと、6Kビデオを実現していることを紹介。「パナソニックは、東京オリンピックの公式カメラスポンサーになった。また、東京オリンピックでは、初めてLUMIXサービスセンターを設置することになる」とした。

  • ミラーレスデジタルカメラ「LUMIX S1H」

また、テクニクスブランドのワイヤレスヘッドフォン「EAH-AZ70W」を発表。「テクニクスに期待される音質を提供するとともに、最高のノイズキャンセリング技術を活用。業界をリードするレベルのノイズキャンセレーションを実現している」と述べた。ここでは、テクニクスブランドのターンテーブル「SL-1200 Mark7」も紹介した。

  • テクニクスブランドのワイヤレスヘッドフォン「EAH-AZ70W」

そのほか、デュアルハイブリッドノイズキャンセリングテクノロジーを搭載した「RZ-S500W」などを発表。「パナソニック独自の低音再生技術であるエクストラベースシステムディープにより、低域を最大限に楽しむことができる製品も用意した。ラップなどの低音が多いジャンルにも最適であり、ライフスタイルに合ったサウンドを楽しんでもらえる」とした。

  • デュアルハイブリッドノイズキャンセリングテクノロジーを搭載した「RZ-S500W」

さらに、DOLBY ATMOS対応のゲーミングスピーカー「SH-HTB01」を、今年夏から北米でも発売するとし、「ダイナミック3Dサウンドの高度なテクノロジーをサポートした革新的なスピーカー。壮大なストーリーを楽しめるスクウェア・エニックスのファイナルファンタジー14での利用を推奨したものになる。ゲームプレイに特化し、体験を高める音場を提供することができる」などとした。

  • ゲーミングスピーカー「SH-HTB01」

また、有機ELテレビとして「TX-65 HZ2000 OLED」を発表。「マスターHDR OLED Professional Editionパネルを搭載し、他社のOLEDよりも大幅に優れたピークおよび平均輝度レベルを達成している。UHD Allianceによって開発されたFilmmakerモードをサポートする世界初のテレビのひとつになる」とした。

  • TX-65 HZ2000 OLED

最後にモスコウィッツCEOは、「これらのイノベーションを実現する製品によって、私たち全員がより良い体験を得ることができ、最終的には、A better life,A better worldを実現することになる」と締めくくった。