いよいよ2019年が終わります。平成から令和に変わった激動の年、IT業界でも注目の企業の統合や買収など驚く出来事がたくさんありました。が、しかし、私たちは相も変わらず、のんきな振り返り企画をやっております。それは「絶妙に使いにくいiPhoneケース選手権」! どんどんパフパフ~!

  • 2019年も強力なメンバーが出揃った

私はさておき、大丈夫なんでしょうか、編集部。2018年末に開催した「絶妙に使いにくいiPhoneケース選手権2018」でもそうでしたが、仮装までしてノリノリです。年の瀬なのに。もっと他にやることあると思うよ。

意外と豊富! へんてこiPhoneケース

さて、そもそも「絶妙に使いにくいiPhoneケース選手権」って何なのさって思いますよね。その発端は、私がへんてこかわいいiPhoneケースを集めていることでした。「iPhoneケースを着替えないなんて、クリープを入れないコーヒーみたいなものよ」って聞いたことあるでしょ。まあ私が考えたんですけどね。毎日同じケースを使う必要なんか、ないんです。機能性もどうでもいいんです。大事なのはへんてこかわいいこと!

ああ、苦心してスマホの軽量化を実現しているメーカーさん、ごめんなさい。でも私のiPhoneケース熱は止まらず、今年はついにグローバル市場へと手を広げてしまいました。「Aliexpress(アリエクスプレス)」、ご存知ですか? 中国のアリババグループが運営する通販サイトです。配達されるまで時間はかかりますが、とにかく安い! 配送料込みでも500円前後でiPhoneケースが購入できます。そして、アメリカ発の「Wish」。どちらにもまだ日本では見かけないケースがてんこもり!

てなことで、狂ったようにiPhoneケースをポチってたら、またへんてこかわいいiPhoneケースだらけになり、この2019年もiPhoneケース選手権の開催となったわけです。大丈夫なんでしょうか、私も。

絶妙に使いにくいiPhoneケース選手権、ルールはこちら!
私物のiPhoneケース10種をプレゼン。このプレゼンを聞いて、審査員が「これは使ってもよい」と判断したら「○」、「これは使えない」と判断したら「×」のプラカードを上げてもらう。最後に、「これは一番使いにくそう……」と思われる“最優秀ケース”を1つ選出する。
  • 2018年からメンバーチェンジしてパワーアップした審査員3名(編集部から選出)。左から、見るからにひとクセあるタイプの自作PC担当・笠原さん、落ち着いた物腰ながら鋭い切り返しスキルを持つeスポーツ担当・安川さん、カメラおじさん・磯さん

ではあらためて、審査員のご紹介です。マイナビニュース デジタル編集部の笠原さん、安川さん、磯さんです。笠原さんは頭にネクタイ+頬にチークを入れる気合ぶり。磯さんには2018年に続き続投をお願いしました。

それでは「絶妙に使いにくいiPhoneケース選手権2019」、スタートです!!

No.1:昭和をほうふつとさせるアヒルちゃんケース

  • アヒルちゃんケース。購入価格:税込360円(AliExpress)

ちょっとした空き時間にスマホですることといえば、何ですか? ゲームですね。でも、ゲームアプリはスマホのバッテリーを消費してしまいます。その問題点をズバッと解決した製品がこちらのアヒルちゃんケース!ボタンをピコピコ押すと、水の中に入っている輪っかが動きます。バーの中にうまく入れられるかな? あっ、全部出ちゃった! なんてハラハラドキドキ、FPS(First Person shooting game)なんて目じゃないよ!

  • 「……(笑)」あっけにとられる審査員一同

磯:懐かしいなぁ。最新スマホでクラシックなアナログゲームができるのは面白い。

笠原:電車で遊びたいけど、毎日やってたら「ひよこおじさん」と呼ばれそう。

安川:eスポーツ担当としては、左のボタンが押しづらいことが気になりますね。

鈴木:そこ!?

  • ついやり込むeスポーツ担当・安川さん

さて! 判定していただきましょう! 結果は……!? せーの、ドン!!

  • 結果は、笠原さん「○」、安川さん「○」、磯さん「〇」。いきなりの高評価! これ、そんな使える?

笠原:アヒルの形がうまく指に引っかかって横持ちにいいので、ゲーマー向けですね。

安川:最近のスマホゲームだと、デイリーミッションに追われてプレッシャーを感じるんですが、そんなときに遊べばほっと一息つけそうです。

磯:コツは同時押しかな。遊ぶの、子供の時以来かも。40年ぶりにやると楽しいね。