ヤフーは12月4日、同社が運営する子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」の検索機能「Yahoo!きっず検索」において、2019年に検索されたキーワードのランキング「検索ランキング2019」と「急上昇ワード」を発表した。はたして、令和元年に子どもたちがもっとも検索したのは?

集計期間は2019年1月1日~2019年11月1日。すべてのキーワードを対象とする「総合」ランキングのほか、ジャンル別ランキングも集計した。

総合ランキング

【1位】ゲーム
・2018年の順位:1位(→)
【2位】昔の道具
・2018年の順位:2位(→)
【3位】マインクラフト
・2018年の順位:3位(→)
【4位】ルイ・ブライユ
・2018年の順位:8位(↑)
【5位】人のたんじょう
・2018年の順位:5位(→)
【6位】地球温暖化
・2018年の順位:6位(→)
【7位】NHK for School
・2018年の順位:(NEW)
【8位】月の表面
・2018年の順位:(NEW)
【9位】点字がある場所
・2018年の順位:15位(↑)
【10位】台風
・2018年の順位:13位(↑)

  • 総合ランキング。やはりゲーム、特にマインクラフトが強い

ジャンル別ランキング

<人物総合ランキング>
【1位】ルイ・ブライユ
【2位】TWICE
【3位】織田信長
【4位】HIKAKIN
【5位】BTS
【6位】すとぷり
【7位】徳川家康
【8位】豊臣秀吉
【9位】聖徳太子
【10位】まいぜんシスターズ

<部門ごとにもっとも検索された人物>
歴史上の人物部門:ルイ・ブライユ
ユーチューバー部門:HIKAKIN
男性アーティスト部門:BTS
女性アーティスト部門:TWICE

<学習ランキング>
【1位】NHK for School
【2位】プログラミン
【3位】13歳のハローワーク
【4位】Scratch
【5位】あしたね

<ゲームランキング>
【1位】マインクラフト
【2位】ポケモン
【3位】スーパーマリオメーカー
【4位】スプラトゥーン
【5位】毛糸のカービィ

人物総合ランキングの「ルイ・ブライユ」は、2015年より5年連続で1位になった。点字の発明家として知られるが、小学校4年生の国語の授業で、「インターネットを使ってルイ・ブライユについて調べる」ことが、調べ学習の課題の例に挙げられており、これが最大の要因と見られる。

  • 人物ランキング。ルイ・ブライユって誰だ?

急上昇ワード

検索数が急激に伸びた「急上昇ワード」には、以下の2つのキーワード、「プログル」と「すとぷり」が選ばれた。

プログル
2020年度から小学校で必修となるプログラミング教育の教材の名前。事前に調べておこうという子供が増えたか。

すとぷり
6人組の音楽ユニット。正式名称「すとろべりーぷりんす」。主にYouTubeやTwitCasting上で活動している。リスナーのことを「すとぷりすなー」というらしい。

なお、ヤフーの特設サイトではより詳細なランキングを公開中。