JVCケンウッドは11月14日、JVCブランドのドライブレコーダー「Everio GC-BR21」を発表した。社会問題化している後方からのあおり運転を記録すべく、後方撮影専用モデルと位置づけたモデル。リアガラスに設置しやすいよう、熱線を避けるスリット入り粘着テープ付きの取り付けブラケットを付属したほか、シガープラグコードも8mと長くした。
価格はオープンで、予想実売価格は税別1万5000円前後。11月下旬より発売する。
カメラ部は、撮像素子に211万画素の1/2.7型CMOSセンサーを内蔵。動画解像度は1,920×1,080ドット / 27fpsで、水平約114度 / 垂直約60度 / 対角約145度の広い画角での撮影が可能。動画記録形式はMP4(H.264)となる。
Wi-Fi機能を搭載し、専用アプリ「JVC Dashcam」を使うことで、スマートフォンとダイレクトに接続が可能。撮影した映像をストリーミング再生できるほか、必要な動画ファイルだけを選んで転送できる。2型のカラー液晶も搭載するので、スマートフォンと接続しなくても撮影した動画を確認できる。
急激に明るさが変化しても白飛びや黒つぶれがしにくいWDR(ワイドダイナミックレンジ)に対応。Gセンサーも内蔵するので、衝撃を検出した10秒前から50秒後までが自動で記録される。
ストレージはmicroSDメモリーカードで、すぐに使えるよう8GBのメディアが付属する。本体サイズは約W63×D28×H51mm、重さは約61g。