料金を支払い一定期間サービスを受ける「サブスクリプションサービス」が増えています。使い始めの時点でまとまった金銭を支払い自分のものにする"買い切り型"とは異なる、月や年ごとに料金を支払う"定期購読型"サービスといえます。聴き放題の音楽配信サービス、見放題の動画配信サービスのほとんどは、このサブスクリプションサービスに分類されます。
iPhoneで利用できるサブスクリプションサービスは、その課金方式により2つの形態に分類できます。ひとつは、契約/決済をApp StoreなどAppleのサービスで完了させたもの。もうひとつは、Apple外のサイトで契約/決済したものです。どちらの形態でもサービスを受けることは可能ですが、後者は契約日や更新日(サブスクリプションサービスが延長される日)の情報がiPhone側にないため、期日管理はユーザ自身が行わなければなりません。
たとえば、Apple MusicやApple TV+はAppleが運営するサブスクリプションサービスですから、『設定』→「Apple ID(画面上部の自分の名前が表示された部分)」→「サブスクリプション」、または『App Store』→画面右上に表示された自分のアイコン→「サブスクリプション」の順に画面を開けば確認できます。次回更新日の確認にくわえ、契約の解除もこの画面から指示できるので、ときどき確認するといいでしょう。
一方、Apple外のサイトで契約したサブスクリプションサービスは、手動でWEBサイトにログインして期日管理するしかありません。更新日直前には自動更新をしらせるメールや通知が届くものですが、見落としがちなうえ、契約解除の手続きは各社各様です。気がついたら更新日を過ぎていて解除するタイミングを逃した、といったことも起こりがちですから、カレンダーに日付を書いておくなどしておきましょう。
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Appleが提供するサブスクリプションサービスは、すぐに期日管理できますが……
