enzaでサービス中の『アイドルマスター シャイニーカラーズ』よりCDシリーズ第2弾「THE IDOLM@STER SHINY COLORS FR@GMENT WING 06」の発売記念イベントが10月6日、開催された。

  • 「THE IDOLM@STER SHINY COLORS FR@GMENT WING 06」発売記念イベント

出演者はストレイライトの田中有紀(芹沢あさひ役)、幸村恵理(黛冬優子役)、北原沙弥香(和泉愛依役)。さまざまなカリスマのアバターを身にまとっての即興劇、楽曲にちなんだプロデューサーの決断を後押しするコーナー、ミニライブを行った。

今回は初の単独イベントということで、開演まで緊張していたという3人。CD収録曲のうち「Wandering Dream Chaser」は今年3月にレコーディングしたも のだそうで、北原はようやくこの日が来たと喜びをあらわにした。今回のトークパートでは、1番サビ前のセリフ「諦めない、絶対」に関する「どれが誰なのか問題」が解明された。CDでは三者三様の「諦めない、絶対」が同時に聞こえるため、「ぴよちゃん(=河野ひより)も気になるってツイートしてた」(田中)と、一人ずつ「諦めない、絶対」を解説していく。

クールに決めた北原は、「かっこいい!」と言われ、「そうでしょー!」と自慢気。幸村は「気持ち成分は冬優子6:ふゆ4」と、少し冬優子の気持ちを強めに。元気よく声を張り上げた田中は、「輝く場所を見つけた本気をぶつけようと思って、張り上げる感じに」と振り返った。

また、カップリングの「Transcending The World」は、歌詞に「Straylight」のワードが入っているだけあり、「ストレイライトらしい」「ストレイライトだからこそできる表現」と口を揃える。北原によると、「あと1%で力尽きるっていうギリギリのところで歌っている」とのこと。

初めて一緒に収録を行ったスペシャルオーディオドラマ「イーティング・エクスペディション」についてなど、トークに夢中になっていつしか立ち上がっていた3人。9月にはお泊り会をしたようで、その思い出話に花が咲く。ホラー映画を見ているとき、幸村は恐怖を紛らわすためにずっと喋っていたそうで、それを二人に暴露される。また、田中・幸村でフレンチトーストを作り、北原は「私は食べるだけがいい」とその様子を見ていたという。

最初のコーナーは、「カリスマ・エクスペディション」。オーディオドラマでリポーターというアバターを身にまとい食レポに挑戦していたことから、3人がさまざまなカリスマのアバターを身にまとって演じていくコーナーだ。何のカリスマか、どんなシチュエーションかはくじで決定し、誰に一番カリスマ性を感じたかをプロデューサーが投票する。

トップバッターの幸村は「ティッシュ配りのカリスマ」に。「タピオカを買おうとしていた女子高生から財布をひったくった犯人をスマートに捕まえる」ということで、カリスマティッシュマンとしてティッシュを高速で撒き散らし、ひったくり犯を捕まえた。次に北原が、カリスマセレブで「遊園地で乗りたいアトラクションの好みが合わず喧嘩になってしまったカップルを仲直りさせる」に挑戦。

初めての遊園地、遊び方を聞こうとカップルに声をかけるも彼女(幸村)と彼氏(田中)が喧嘩をしているようで、それを札束で解決させた。田中はカリスマ寿司職人で「迷子になってしまった姉妹の母親探しを手伝う」。妹役に北原を指名すると、不審者さながらの登場をするが、街に見立てた客席へ大声で呼びかけ、母親を探し出す。そんな3人の演技が終わると拍手による投票が行われ、最もカリスマ性を感じられたのはカリスマティッシュマン・幸村という結果になった。

続いては、「Wandering Dream Chaser」をフィーチャーした「諦めないで、絶対!」のコーナー。プロデューサーの決断を、諦めないように後押しする。最近社長になったというプロデューサーには「世界一の社長になる、絶対!」。愛依のコスプレをするため今年中に5kg痩せたいという女性プロデューサーには、「痩せなくてもいいよ!?」と驚きつつ、「女の子はいろいろあるから」「ヨガしよう、絶対!」。彼女に言われたとおりに2年で10kg痩せて結婚したいというプロデューサーには「走ってヨガに行って、絶対!」。担当アイドルを決めたいというプロデューサーには、頭を悩ませてから「箱推ししてください、絶対!」と、4名の決断を応援した。

「良いご報告、お待ちしています!」と締めて、ここからはお待ちかねのライブコーナーへ。円陣を組んで「わたしは負けない。私たちは誰にも負けない。私たちはストレイライト!」と手を重ねると、まずは1曲目に「Wandering DreamChaser」を歌唱。ここまでの笑顔あふれる温かい空気から一転、引き締まった表情で歌い踊り、強く熱い意志を見せつけた。

そして2曲目「Transcending TheWorld」のタイトルコールをしてから、腰を落として低く構えた3人。イントロに合わせてゆっくりと頭を持ち上げ、息が合ったキレのあるダンスが繰り出される。磨きのかかったパフォーマンスと芯のある歌声、ストレイライトらしいクールなラップも会場をおおいに沸かせた。

最後に、幸村は「皆さんのその声が聞きたくて一生懸命練習してきました。こうやって喜んでもらえて幸せです。もっともっといいステージを見せたいなと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!」とコメント。続けて、北原が「プロデューサーさん、楽しかったですか? ありがとうございます! それに尽きる! ありがとうございました!」と感謝を述べる。最後に田中が「世界を超え、次はどこに行ってしまうのか、私たちも想像がつかなくてちょっと怖いところがあります。でも、この3人ならどこまででも超えていけると思うし、絶対にプロデューサーさんが一緒にいてくれると思うので、怖がらず前に進むことができます。これからもストレイライトをよろしくお願いします!」と決意を新たにし、今回のイベントは幕を下ろした。

photo:中原幸