富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は15日、15.6型のスタンダードノートPC「LIFEBOOK AH」シリーズの新製品を発表した。ここでは、4K 有機ELディスプレイを搭載した最上位モデル「LIFEBOOK AH-X/D3」を紹介する。LIFEBOOK AH-X/D3の発売日は未定で、価格はオープン。店頭予想価格は税別250,000円強。

  • LIFEBOOK AH-X/D3

同社は2018年11月に、フラッグシップを表す「X」(テン)シリーズを同社PCのラインナップ内に2機種発表した。重さ698gで、13.3型ノートPCとして世界初の軽さを実現した「LIFEBOOK UH-X/C3」、そして液晶一体型PCとして世界で初めて新4K衛星放送チューナーを内蔵した27型4K液晶ディスプレイ一体型PC「ESPRIMO FH-X/C3」の2つがこれにあたるが、今回、15.6型ノートPC「LIFEBOOK AH」シリーズ最上位モデル「LIFEBOOK AH-X/D3」が“X”のラインナップに加わった。

LIFEBOOK AH-X/D3の最大の特徴は、ディスプレイに4K解像度の有機ELパネルを採用した点。解像度は3,840×2,160ドットで、鮮やかな映像表示が可能という。ベゼルは狭額化し、上ベゼルが14.6mmから2.8mm細くなった11.8mmとなった。

  • 右がAH-X/D3、左が1つ下のモデルとなるAH77/D3。同じ輝度(両方とも最大輝度)で映像を表示したところ

もう1つの特徴が、上ベゼルに内蔵された人感センサーだ。有機ELパネルは同じ画面を表示し続けると残像が残る「焼き付き」と呼ばれる現象が起こる。この焼き付きを防ぐため、PC前に人がいるかどうかを判別し、こまめにディスプレイの輝度を下げるのが人感センサーの役割だ。

人感センサーをオンにすると、離席したときは画面の輝度が落ち、PCの前に座ると画面の輝度が上がる。人感センシングのエリアは100cm以内、上下40度。ディスプレイが開いた状態でも、人が座る正面にセンシングエリアを向けるため、センサーは10度下に傾けた状態で内蔵されている。なお、上部ベゼルの狭額化に合わせて、人感センサーは1円玉より小さいサイズのものが開発された。

  • 人感センサーの部品。上ベゼルに内蔵されている

性能面では、CPUにIntel CoreのHプロセッサ(6コア12スレッド)を搭載。前モデルからCPU性能が約1.9倍に向上し、CPUファンも大型化した。また、AHシリーズの店頭モデルでは全モデルでSSDを採用しており、このLIFEBOOK AH-X/D3では1TB SSD(PCIe)を内蔵した。本体にはUSB 3.1 Type-Cポートを備えるが、USB Power Deliveryには対応せず、本体の充電や給電は行えない。

LIFEBOOK AH-X/D3の主な仕様

LIFEBOOK AH-X/D3の主な仕様は、CPUが第9世代Intel Core i7-9750H、メモリが8GB(最大32GB)、ストレージが1TB SSD(PCIe)、グラフィックスがIntel UHD Graphics 630(CPU内蔵)、光学ドライブがBlu-rayドライブ(Ultra HD Blu-ray、BDXL対応)など。

通信機能はギガビット準拠の有線LAN×1、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 5.0。インタフェースは、USB 3.1(Gen2)Type-C×1、USB 3.0 Type-A×2(1基は電源オフUSB充電機能付き)、USB 2.0 Type-A×1、HDMI×1、SDカードスロットなど。

バッテリ駆動時間は約4時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW361×D244×H27mm、重さは約2.0kg。

  • LIFEBOOK AH-X/D3本体。キーボードはバックライト搭載