ソニーは、日本初のスター・ウォーズ公式スマートウォッチ2製品を10月19日に発売する。腕時計のバンド部分にスマートウォッチ機能を内蔵した「wena wrist pro」とのコラボレーションモデルで、価格オープン。店頭価格(税別)は、ミレニアム・ファルコンをモチーフにしたシルバーモデルが70,000円前後、デス・スターをモチーフにしたブラックモデルが73,000円前後を見込む。限定モデルだが、台数は非公開。
映画「スター・ウォーズ」シリーズの完結編となる「エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」の日米同時公開(12月20日)を控え、ソニーが発売するwena wrist pro×スター・ウォーズのコラボモデル。スター・ウォーズのテーマである「光と闇」をコンセプトに、作品の世界観を表現した。
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wena wrist pro Chronograph Silver set / STAR WARS limited edition “THE LIGHTSIDE”(左)、wena wrist pro Chronograph Premium Black set / STAR WARS limited edition “THE DARKSIDE”(右)
シルバーモデルの製品名は「wena wrist pro Chronograph Silver set / STAR WARS limited edition “THE LIGHTSIDE”」。文字盤は、光を象徴するミレニアム・ファルコンをモチーフにしており、機体の設計図をイメージしたデザインを採用。各所に引かれた引き出し線はヘッド部の裏面に続いており、設計図の各部位の名称が刻印されている。
盤面の数字や文字は、劇中に登場する「オーラベッシュ文字」のフォントを使用。タキメーター機能は、劇中の単位「パーセク」で計算できるようになっている。秒針の先にはXウイング風のモチーフが付いており、ミレニアム・ファルコンの周りを飛ぶようなイメージ。このXウイングも設計図のような骨組みでかたどられている。りゅうずには反乱軍の紋章を刻印した。
ブラックモデルは闇の象徴であるデス・スターがモチーフで、製品名は「wena wrist pro Chronograph Premium Black set / STAR WARS limited edition “THE DARKSIDE”」。文字盤はシルバーモデルと同様に設計図風のデザインで、ヘッド部の裏面まで続く引き出し線が引かれ、各部位の名称が刻印されている。
盤面にはオーラベッシュ文字のフォントを使い、タキメーターは「パーセク」単位で計算可能。秒針の先には、設計図のような骨組みでかたどられたスター・デストロイヤーのモチーフが付いており(TIEファイターではない)、デス・スターの周りを飛ぶようになっている。りゅうずには帝国軍の紋章をあしらった。
バンド部にスマートウォッチ機能を搭載しており、電源をオンにすると、シルバーモデルは「スター・ウォーズのテーマ(Main theme of STAR WARS)」のリズム、ブラックモデルは「帝国のマーチ(The Imperial March)」のリズムで振動するギミックを搭載。実際に聴いてみる(体感してみる)と、確かに各曲のリズムが正確に表現されていて、クスッと笑える楽しい機能になっている。
主なスマートウォッチ機能の機能は、既存のwena wrist proと共通。iOS 8.0以上、またはAndroid 5.0以上を搭載したスマートフォンと連動して、電話着信やメール受信、SNS更新などの通知を有機ELディスプレイに表示したり、EdyやiDなどの電子マネー機能、活動ログ機能が利用できる。本体は5気圧防水に対応。連続動作時間は約1週間、充電時間は約1.5時間。重さは85g。
ヘッド部の時計はクォーツ式で、風防素材は無機ガラス。ケース材質はSUS316L。ブラックモデルのみ、ブラックイオンプレーティングの表面処理を施している。防水性能は5気圧防水。連続動作時間は約5年。ケースサイズは42mm径で、厚さは11.45mm。バンド幅はディスプレイ部が20mm、ヘッド取り付け部が22mm。
パッケージもそれぞれの世界観を表現する特別仕様のデザインを採用しており。シルバーモデルはスター・ウォーズのロゴとミレニアム・ファルコンや反乱軍の紋章、ブラックモデルはスター・ウォーズのロゴとデス・スター、帝国軍の紋章等が印字されている。