米Appleは9月10日(現地時間)、新型スマートウォッチ「Apple Watch Series 5」を発表した。画面表示がスリープに入らず、常時表示状態となる「Always-on Retina Display」を実現したことで、より"時計らしい"使い勝手を実現している。日本でも9月20日より出荷を開始し、価格は399ドル(税別42,800円)から。
Always-on Retina Displayにより、時間や重要な情報を常に表示しておくことができる。超低電力液晶の採用や電源回路の改良をしつつ、ユーザー手首の状態などを検知し、視認していない状態では画面の明るさを下げるなど省電力機能も工夫しており、バッテリ駆動時間は前世代モデル(Series 4)並の18時間を確保したとしている。
ソフトウェアはwatchOS 6。ほか、新たにコンパスを内蔵し、方位、傾斜、緯度、経度、高度などを確認できるようになった。また、Cellularモデルのみ、150カ国以上で契約に関係なく使える国際緊急通報の機能にも対応している。
ラインナップは、Apple Watch Series 5(GPS)が価格399ドルから、Apple Watch Series 5(GPS + Cellular)が499ドルから。ケースはこれまでのアルミニウム、ステンレスに加え、新たにセラミックとチタン素材のものも用意する。
あわせて、Apple Watch Series 3の販売継続と値下げも発表された。Apple Watch Series 3(GPS)は199ドルに、Apple Watch Series 3(GPS + Cellular)は299ドルへと値下げされる。