サイオスの事業会社であるキーポート・ソリューションズは5月29日、フリーアドレス用ランダム座席指定システム「オフィスダーツ」のクラウド版である「オフィスダーツクラウド」を6月1日より販売開始することを発表した。

  • 操作画面イメージ(ログイン画面:社員カードでログイン可能)

    操作画面イメージ(ログイン画面:社員カードでログイン可能)

「オフィスダーツ」は、出社時に座る座席をランダムに決定し、効率的なオフィス運用と部門間コミュニケーションの活性化に効果を発揮するシステム。

従業員は、出社時に社員カードをスキャンして、「オフィスダーツ」にログインし、「利用時間」およびその日の業務内容に応じた「利用目的」を指定することで、簡単に座席を決定することが可能。

また、管理画面でいま誰がどこの席にいるかがひと目で把握できるほか、ランダム抽選制なので毎回座席が変わるため、コミュニケーションの活性化やリフレッシュにもつながるという。さらに、チームメンバーやプロジェクトメンバーを集めた座席選択も可能で、作業効率やマネジメントに支障が出ることはないということだ。

  • 操作画面イメージ(座席決定画面:指定座席を分かりやすく表示)

    操作画面イメージ(座席決定画面:指定座席を分かりやすく表示)

今回、クラウド版である「オフィスダーツクラウド」を販売する背景には、導入スピード向上やコスト軽減といったニーズの高まりがあるという。同サービスを導入することで、社内の部門間コミュニケーションの活性化による生産性向上を実現するとしている。

価格は初期費用なし、月額利用料は4万円(税別)から。

今後、「オフィスダーツ」「オフィスダーツクラウド」の機能を継続的に進化させ、シングルサインオンへの対応、在席状況を把握する機能、キーポートが開発・販売するモチベーション・マネジメントシステム「Willysm」との連携など順次拡張するということだ。