プラススタイルは18日、手のひらサイズのSIMフリーAndroidスマートフォン「Palm Phone」の取り扱いを発表した。発売日は4月24日で、同日から予約受付も開始する。プラススタイルのほか、FOXやヨドバシカメラ、Amazonなどでも販売され、プラススタイルでの直販価格は44,800円(税込)。

  • Palm Phone

Palm Phoneは、3.3インチのHDディスプレイを搭載した小型SIMフリースマートフォン。1997年に発売された「Pilot 1000」などの小型デバイスで知られるPDAブランド「Palm」(パーム)初のAndroidスマホで、米国では2018年11月に発売している。

クレジットカードとほぼ同じ小型サイズながら、スマホに求められる一通りの機能を備えることが特徴。チップセットはQualcommのSnapdragon 435(MSM8940)。カメラは12MPのメインカメラ、8MPのフロントカメラで、顔認証によるセキュリティロックも搭載。本体はIP68の防水・防塵性能を持ち、OSはAndroid 8.1 Oreoを採用する。

機能面では、利用したいアプリの頭文字を書くことでロック画面からアプリに素早くアクセスできる「ジェスチャーパッド」や、画面がオフの時に通知を非表示設定できる「Life Mode」などを用意。また、Android Oreoの標準機能「アプリ ショートカット」は、Palm Phone専用UIになっているという。

対応SIMはnanoSIM×1。ストレージは32GB、メモリは3GBで、外部スロットは設けない。電池容量は800mAh。通信機能は4G(LTE)、3Gのほか、IEEE802.11 b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth Ver.4.2 Low Energyに対応する。

対応周波数は4Gが B1 / 3 / 7 / 8 / 20、3Gが B1 / 2 / 5 / 8。本体サイズはW50.6×D7.4mm×H96.6mm、重さは62.5g。

  • 一般的なクレジットカードのサイズは約54.0mm×85.6mm。Palm Phoneのサイズは約50.6mm×96.6mmとなる

  • 本体の前面と背面

  • 手で持ったところ

  • 対応周波数。3キャリア全てで利用できるが、特にソフトバンク回線に適している

  • iPhone XSと比べてみたところ。左がiPhone XS、右がPalm Phone

  • 背面を見ると小ささが際立つ。充電インタフェースはUSB Type-C

  • ボールペンやSDカードと比べてみる

  • マイナビニュースを表示させてみた。表示は小さいが読めないことはない