Google Earthに教育アドベンチャーゲーム「カルメン・サンディエゴ」登場

米Googleは3月13日 (現地時間)、Google Earth内で「Where on Google Earth Is Carmen Sandiego?」(カルメン・サンディエゴはGoogle Earthのどこにいる?)の提供を開始した。怪盗を追いながら、地理や世界の歴史を学べるアドベンチャーゲームだ。Chrome、Android版およびiOS版のGoogle Earthで遊べる。

カルメン・サンディエゴは、1985年に米Broderbundが発売したPCゲーム「Where in the World Is Carmen Sandiego?」に登場する怪盗だ。ゲームはプレーヤーが探偵として、世界中に残された手がかりをたどってカルメン・サンディエゴの居場所を突きとめる。捜査の過程で、プレーヤーは「ハンガリーの貨幣」「イラクの首都」といった地理や歴史の情報に触れられる。米国ではカルメン・サンディエゴのキャラクターを中心に様々なゲーム作品が誕生し　、教育番組やアニメーション・シリーズも作られた。最近では、Netflixがオリジナルアニメーションとしてリメイクし、好評だったことからシーズン2の提供も決定している。

Google Earth版の最初のシリーズ「The Crown Jewels Caper」(戴冠用宝玉盗難事件)は、オリジナルゲームを思わせるシナリオになっており、世界中の街で目撃者の話を聞きながらカルメン・サンディエゴを追跡する。