iPhoneの「おやすみモード」は、電話の着信やメールの到着を一時的に知らせなくする機能です。夜は誰にもジャマされずゆっくり過ごしたい、長い会議に入るので気を散らしたくない、というときオンにしておくと、指定した時間までiPhoneは"黙って"いてくれます。
その「おやすみモード」はiOS 6で登場して以来、基本的な機能はそのままに、使いやすいよう改良が続けられています。コントロールセンターにオン/オフ用のボタンを追加したことはそのひとつで、「設定」アプリで操作するより格段に扱いやすくなりました。Siriに命令することもできますから、眠くて仕方がないときでもサッと機能をオンにできます。
そのように直感的な操作で利用できる「おやすみモード」ですが、機能をオフにするための最短ルートは意外に知られていないようです。「おやすみモード」を有効にしている間は、ロック画面に「"おやすみモード"がオフにされるまで着信と通知は知らされません」というダイアログが表示されますが、それが機能をオフにする最短ルートへの入口です。
操作はかんたん、そのダイアログを長押し/3Dプレスしてみましょう。白く変化したダイアログの下に、「オフにする」ボタンが現れるはずです。このボタンをタップすれば、コントロールセンターを開いたりSiriに命令したりする手間を省き、すばやく「おやすみモード」をオフにできます。
なお、ロック画面に表示されたダイアログを消去してしまうと、この方法で「おやすみモード」をオフにすることはできなくなります。コントロールセンターやSiri、「設定」アプリでオフにするか、指定した終了時刻が到来するのを待つしかありません。