JTBとナビタイムジャパン、日本マイクロソフトは2月6日、日本マイクロソフトが提供する訪日外国人旅行者向けのスマートフォンアプリ「JAPAN Trip Navigator」と日本美食を連携させ、訪日外国人向けレストランオンライン予約サービスの提供を開始すると発表した。
3社は2018年2月、訪日外国人旅行者の旅行サポートサービスとして「JAPAN Trip Navigator」をリリース。今回はそのバージョンアップ第3弾として、新たにサービスの提供を開始する。
具体的には、訪日外国人向けレストラン検索予約サイト「日本美食」と連携することで、訪日外国人に人気のレストラン情報の掲載を実現したうえ、同レストラン情報ページから直接予約が可能に。
さらに、JTBがこれまで日本人顧客向けに提供してきたレジャー施設・イベントチケットの購入サービスとも連携し、アプリを通じて電子チケットの購入が可能になった。
加えて、今回のバージョンアップでは、アプリのインターフェイスを大幅にリニューアルし、ユーザーの現在地や興味関心から観光スポット情報、旅のモデルプラン、ツアー・アクティビティ、施設の電子チケットを検索できるようにしたほか、英語のみだった対応言語に繁体字を追加した。
「JAPAN Trip Navigator」は、今後も訪日外国人旅行者に役立つさまざまな機能を搭載していく予定。旅行前から旅行中のあらゆる場面で活用できるプラットフォームを目指す。
また、アプリで得られた訪日外国人旅行者の移動データや嗜好データなどを分析し、訪日外国人旅行者の誘客に課題を持つ自治体や企業のインバウンドビジネスへの支援にも活かしていきたい考えだ。