興味の赴くままにインストールを繰り返していたらアプリだらけになってしまった……iPhoneを使い始めの楽しい時期にありがちな話です。iPhoneに慣れた身でも、使わなくなったアプリの削除を怠ると、たちまちホーム画面はアプリで埋め尽くされます。

iPhoneでは、ディスプレイサイズにより保存できるアプリの数が決定されます。iPhone X(iOS 12)を例にすると、縦6×横4の計24が15ページぶん、それにDock登録分の4をくわえた364がホーム画面に直置きした場合の最大数となります。ページ切り替えの手間を惜しまなければ、ディスプレイサイズが小さいiPhone SEでも300超のアプリを管理できます。

整理整頓が苦手でなければ、アプリを「フォルダ」で管理しましょう。アプリアイコンをドラッグして他のアプリアイコンへ重ねればフォルダが自動作成されるので、思い思いの名前を設定し、そこへ同一カテゴリのアプリを集めるのです。フォルダを開く操作は増えますが、ページ切り替えのためにフリックを十数回繰り返すより効率的です。

アプリの数よりどこに保存したかわからなくなることが問題であれば、ホーム画面の中ほどを下方向へフリックすると現れる検索バー(Spotlight検索)に、アプリ名の先頭数文字を入力してみましょう。どのページ/フォルダに保存されていても、目的のアプリを一瞬で発見できます。

アプリが増えることによるストレージの無駄遣いのほうが問題と考えるならば、『設定』→「iTunes StoreとApp Store」の順に画面を開き、「非使用のAppを取り除く」スイッチをONにしましょう。利用頻度が低いとシステムに判断されたアプリは、そのデータを保持しつつ、本体(プログラム部分)が自動的に削除されるようになります。

  • アプリが増えすぎたと感じても、むやみに削除するのがベストな方法ではありません

    アプリが増えすぎたと感じても、むやみに削除するのがベストな方法ではありません