リコーインダストリアルソリューションズは1月9日、ルクセンブルグIEEと戦略的協業を開始したこと、ならびに協業第1弾として、自動車内のセンシングに向けた小型ステレオカメラを共同で開発したことを発表した。

今回の協業は、レベル5の完全自動運転時代を見据えたもの。小型ステレオカメラは、自動運転の際に、自由度などが増す車内の乗員の姿勢などをより正確にモニタリング/センシングすることを目指して開発されたものとなる。

サイズは7cm×2cm×4.4cmで、自動車の室内を3Dデータとして取得することで、安全性や快適性の向上などにつなげることができるとしている。

なお、今後両社は、協力して、より安全で快適なクルマの実現に貢献する先進的でユニークな製品を生み出すための活動を加速させていくとしている。