DJIが開発に協力した超小型ドローン「Tello」に、プログラミング教育に特化した派生モデル「Tello EDU」が登場しました。専用アプリ「Tello EDU」を使うことで、ScratchやSwiftなどで飛行経路を簡単にプログラミングして飛ばせるのが特徴です。ドローンが認識できる4枚の「ミッションパッド」を経路上に置いてさまざまな制御をしたり、Wi-Fiで連携させて編隊飛行もできるようにしました。

販売はDJIオンラインストアやアップルストア限定で、価格は16,800円(税込)。11月15日から販売を開始しています。

  • プログラミング教育に特化した超小型ドローン「Tello EDU」が登場。価格も税込み16,800円と手ごろ

2018年初旬に販売を開始した小型ドローン「Tello」をベースに、アプリを改良したプログラミング教育向けモデル。専用のTello EDUアプリかScratchエディターを使うことで、ブロック形式のプログラミングでミッションを作成できます。iPad用のSwift Playgroundsアプリを使えば、宇宙飛行士となって宇宙探検をする「Tello Space Travel」でドローンを操縦することも可能。Wi-Fiアクセスポイントを使えば、複数のドローンを同期させて編隊で飛行させたり、複雑なパフォーマンスも実行できます。

  • Scratchでおなじみのブロック形式のプログラミングでドローンが操れる

底面のカメラで安定したホバリングが可能なビジョンポジショニングシステムなど、安全性能はDJIの大型ドローンと同じ技術を用いているのも安心できる要素といえます。