DJIは5月29日、片手持ちタイプのデジタル一眼用スタビライザー「RONIN-S」の販売価格と出荷時期を発表した。価格は税込92,800円で、出荷は6月下旬。予約は5月29日より受け付けている。

  • ついに価格が発表されたデジタル一眼用のスタビライザー「RONIN-S」。構造を改良して片手持ちタイプとしたのが特徴だ

RONIN-Sは、3月に開かれたカメラ展示会「CP+ 2018」で日本初お披露目となったデジタル一眼用の片手持ちスタビライザー。3軸のジンバルを搭載しており、手ぶれや大きな揺れを補正してなめらかな動画やタイムラプス動画が撮影できる。

ペイロード(最大積載重量)は3.6kgで、キヤノンのフルサイズ一眼レフ「EOS-1D X Mark II」(約1530g)に標準ズームレンズ「EF24-70mm F2.8L II USM」(約805g)を装着した状態でも補正できる。バッテリー駆動時間は約12時間。

  • フルサイズ一眼レフに大口径ズームレンズを装着した状態でも補正できる

主要なカメラやレンズのパラメーターを設定でき、カメラのボディー内手ぶれ補正機構やレンズ内の手ぶれ補正機構とシンクロして補正することが可能。特に、高倍率ズームレンズを使用した際の補正効果が高まるという。

  • もちろんミラーレス一眼にも対応する。カメラのボディー内手ぶれ補正機構やレンズ内手ぶれ補正機構とシンクロさせれば、補正効果を高められるという