ライオンと化粧品・日用品、一般用医薬品卸売のPALTACは、日本パレットレンタルが提供をするパレット移動管理伝票の電子化サービスの、ライオンの物流センターとPALTACの全国主要物流拠点への導入に合意し、2018年11月から運用を開始すると発表した。

これまで商品輸送に使用されるパレットの移動管理は、主に紙伝票で行われており、伝票への記入や保管業務、端末への入力業務や入力漏れなどによる未照合データの確認作業など、業務負担を抱えていたという。

今後、パレット移動管理に使用されていた紙伝票を、QRコードを使用した電子伝票に変更することにより、伝票のペーパーレス化を可能にし、パレット枚数の伝票記入業務・伝票保管業務・端末入力業務等の負担を削減するとともに、紙の使用量を削減できるという。

  • パレット移動管理伝票の電子化のフロー

今後は、パレット移動管理伝票の電子化の仕組みを使って、積載商品を含めた伝票管理に広げるなど、サプライチェーンを強化していくという。