第9世代Coreがひっそりと発売開始

Intelから、第9世代Coreプロセッサ(Coffee Lake Refresh)がついに登場、第1弾モデルとして6コア/6スレッドの「Core i5-9600K」の発売が開始された。プラットフォームは従来と同じLGA1151で、すでに発売済みのZ390チップセット搭載マザーボードで利用することが可能だ。価格は35,000円前後。

  • Intelの「Core i5-9600K」。「K」付きのアンロックモデルとなる

  • 従来と同じLGA1151なので、Z370マザーボードでも利用は可能だ

第9世代Coreプロセッサの発売はこれが初めて。そのほか上位モデルとして「i9-9900K」と「i7-9700K」もラインナップしているが、これらは今回発売されず、ローエンドのみの登場となった。アキバ恒例の夜間販売も行われたものの、やはりユーザーの注目はLGA1151向けとしては初の8コアとなるi9-9900Kで、静かな出足となったようだ。

  • ショップとしては、ハイエンドを最初に出して欲しかったところだろう

  • 上位モデルについては、予約を受付中。LGA1151向けにi9が登場する

i5-9600Kのコアクロックは、ベースが3.70GHz、ターボ・ブースト時が4.60GHz。前世代の「i5-8600K」と比較すると、クロックが若干向上しているものの、あまり大きな違いは無い。TDPは95Wのままとなっている。

2.5GbのLANを搭載するZ390マザー

ASRockから、Z390チップセット搭載マザーボードが2種類登場。ゲーマー向けの「Z390 Phantom Gaming 9」と「同 6」で、どちらもRealtek製コントローラによる2.5GbEを搭載するのが大きな特徴だ。上位モデルの「9」には、Intel製のデュアルGbEも備える。価格はそれぞれ、39,000円前後と27,000円前後。

  • ASRockの「Z390 Phantom Gaming 9」。3つのM.2スロットを搭載する

  • 高速な2.5GbEを搭載する。コントローラはRealtekの「RTL8125AG」だ