X1 Extremeは、全モデルが外部グラフィックスとして「NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti」を搭載しています。ゲーミングノートPCにとって外部グラフィックスは必須装備。ゲームにとってはCPU以上に重要なパーツともいえます。兄弟モデルのP1は、外部グラフィックスに「Quadro P2000/P1000」が採用されていますが、ゲーム目的ならGeForce系が鉄板です。

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    NVIDIA GeForce GTX 1050 Tiを搭載

X1 ExtremeとP1には、さらに上位のプロセッサとしてCore i9が今後提供される予定です。しかし具体的な日時は発表されていません。ノートPC向け「Core i9-8950HK」を搭載する製品には、ASUS「ZenBook Pro 15」「ROG G703GI」、MSI「GT75 TITAN 8RG-009JP」、デル「ALIENWARE 15 スプレマシー」「ALIENWARE 17 スプレマシー」「Dell G7 15 スプレマシー」などがありますが、いずれも2kgオーバー。X1 ExtremeとP1に搭載されれば最も軽いCore i9搭載Windows 10ノートPCが発売されることになります。

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    Core i9を搭載した15インチMacBook Proの重さが約1.83kg。X1 ExtremeはUHD液晶モデルが約1.84kg、FHD液晶モデルが約1.71kg。Core i9とFHD液晶という構成が可能なら、最も軽量なCore i9搭載ノートPCとなります

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    X1 Extremeは、Windows Mixed Realityを余裕で動作可能なスペックです

製品公式サイトであまり大きくアピールされていませんが、タッチ対応のUHD液晶搭載モデルは、デジタイザーペン「Lenovo Pen Pro」での操作にも対応しています。ThinkPadはディスプレイが180度開くのが伝統なのですが、その状態で画面を回転させればテーブルに置いたノートのような感覚でイラストも描けます。

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    今回はほかのAES 2.0対応ペンを使いましたが、筆圧検知、パームリジェクション(誤描画防止)機能を利用して快適にイラストを描けました