9月に東京都新宿区歌舞伎町にある「カスタマカフェ歌舞伎町店」にMSIとコラボレーションしたe-sportsコーナーがオープンしました。高性能なゲーミングPCが11台設置され、キーボード、マウスやディスプレイまで高機能なパーツがふんだんに使われています。
メインとなるPCはMSI Infinitie Xのカスタマイズモデルを使用。CPUにi7-8700K、GPUにNVIDIA GeForce GTX 1080 Ti 11G Overclocking、メモリも16GBにM.2 SSD 512GBと最高級の部品で構成されています。
GPU部とCPU周りで冷却経路を分けているだけでなくCPUは液冷を使用。サイドパネルを強化ガラスにすることで迫力のある外見ですが、マシンの上にはらっきー君を配備とお茶目です。
MSI Infinitie Xスペック | |
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CPU | Intel Core i7-8700K |
CPUクーラー | Dragon水冷システム |
チップセット | Intel Z370 |
メモリ | PC4-21300 8G×2 |
ストレージ | 512GB NVMe接続 M.2 SSD |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1080Ti 11G Overclocking |
OS | Windows 10 Pro 64bit |
- ディスプレイ:MSI Optix MAG24C MN328 / ASUS ROG SWIFT PG258Q
- マウス:MSI CLUTCH GM60
- キーボード:MSI VIGOR GK80 CS JP
- ヘッドセット:MSI IMMERSE GH70
- 椅子:DXRACER DXZ-RDN
また、マウスパッドに日本未発売のロングタイプの製品を使用しており、ブース幅ほぼいっぱいの幅で置かれています。周辺機器もMSI製品でまとめているので同社のMYSTIC LIGHTで統一したライティングができるようになっています。
ゲーミングPCとしてみた場合、面白いのがデュアルディスプレイ構成になっていること。サブディスプレイのMSI Optix MAG24C MN328でも144Hz表示でゲーミングPCとしてはかなり優秀だと思いますが、メインディスプレイに240Hz表示可能なASUS ROG SWIFT PG258Qを使用しており、一瞬の隙も許されないFPSゲームでも快適にプレイできそうです。企画担当者によるとメインディスプレイでゲームを行い、サブディスプレイでゲームの情報収拾やYouTube閲覧を想定しているそうです。
e-Sportsコーナーの価格は1時間250円で延長も1時間250円。パック料金として5時間1,100円、10時間2,000円と比較的リーズナブルですが、カスタマカフェ歌舞伎町店で普通用意されているワンドリンク無料等はありません。
また「当面」最初の一時間が100円のオープニングキャンペーンが行われます(キャンペーン終了は現時点で未確定です)。もう一つカスタマカフェの魅力の一つである「独立空調の個室」ではなく、11台のパソコンは同じ場所に設置されています。
もう1つうれしいのが人気ゲームがプリインストールされており、ゲームアカウントさえあればすぐに遊べるということ。インストールされていないゲームに関しても自分でダウンロードすることも可能です。ゲーミングギアも自前の持ち込みを許すようなので、上級者で普段使っている入力装置を使いつつ、最新のPC環境の差を実感するという使い方もできそうです。
カスタマカフェの運営会社企画担当者によると、e-Sportsがすでに盛り上がっている韓国や中国の方が同じビル内の別店舗にいるので、この層を狙いたいとのことです。また、新宿歌舞伎町というわかりやすさもこの店舗で開始する理由の1つとなっています(カスタマカフェのある第二東亜会館ビルは新宿東宝ビル[元コマ劇場]の前のシネシティ広場(旧・噴水広場)に面しており、比較的わかりやすい所にあります)。
ゲーム合宿や都内での大会前の調整にe-sportsコーナーで練習してから個室で休息という利用も想定に入っているという事で、他のe-Sportsスペースとは違った使い方が出来そうです。