ニコンが発表したフルサイズミラーレス「Nikon Z」シリーズが一般に初めてお披露目されるファンイベント「ニコンファンミーティング2018」が、9月1日の東京会場を皮切りにいよいよ始まりました。
イベントの目玉は、Nikon Zシリーズの撮影体験です。会場では、ニコンの担当者を前にZ 7を試せるコーナーと、きれいにライティングされた静物をZ 7で撮影できるコーナー、モデルをZ 7で撮影できるコーナー、マウントアダプター「FTZ」を介してFマウントの超望遠ズームで撮影できるコーナーが用意されていました。それぞれ、Zマウントの標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」や単焦点レンズ「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」だけでなく、Fマウントレンズを試せるようになっており、来場者はさまざまなレンズを装着してZ 7の感触を試していました。
各コーナーでは撮影データの持ち帰りが可能なので(ニコン担当者のいるコーナーのみ持ち帰り不可)、XQDメモリーカードを持参すれば実写画像を自宅のパソコンでしっかり確認できます。
撮影体験コーナーでは、35mm判換算で3,000mm相当の超望遠撮影が可能な「COOLPIX P1000」も展示されており、こちらもZシリーズに劣らぬ注目を集めていました。機材には、同時発売の「ドットサイト DF-M1」が装着され、超望遠でもフレーミングしやすくなることが体感できました。
物販コーナーでは、ニコンファンミーティングでしか手に入らないオリジナルTシャツの販売や、ニコンダイレクトで取り扱うトートバッグなどのグッズの先行販売が実施されました。昼過ぎには完売になるグッズもあったため、朝一番で物販コーナーに足を運んでから撮影体験などのコーナーに行くのもよいでしょう。
札幌、広島、福岡、仙台の4会場のみ、ボディとレンズのクリーニングサービスを実施します。各回先着80名のみで、ボディとレンズ各1点のクリーニングが無料で受けられます。また、機材修理の相談も受け付けるということです。
ユニークなのが、入場時に好きなカメラやレンズ、ひとことなどのプロフィールを記載するパスステッカーが渡され、腕や胸などに貼って来場者同士のコミュニケーションに役立てるようにしていたこと。ファンイベントらしい有意義な取り組みだと感じました。
ニコンファンミーティング2018の開催スケジュールは以下の通りで、11月まで全国7都市を巡回して開催します。
都市名 | 期日 | 会場 |
---|---|---|
東京 | 9月1日(土)、2日(日) | ベルサール渋谷ファースト |
大阪 | 9月15日(土)、16日(日) | 堂島リバーフォーラム |
名古屋 | 9月22日(土)、23日(日) | 名古屋コンベンションホール |
札幌 | 10月6日(土) | サッポロファクトリーホール |
広島 | 10月28日(日) | 広島県立広島産業会館 |
福岡 | 11月4日(日) | エルガーラホール |
仙台 | 11月10日(土) | 仙台国際センター |