ボディカラーはブラック、ホワイトシルバー、フォレストグリーン、ボルドーレッドの4色。いずれも見る角度によって微妙に色合いが変化し、非常に上質な印象です。各色とも、背面ガラスを3D曲面加工した後に、内側から複数工程の塗装処理を施しているとのこと。

ただし、従来までと異なり、XZ3では背面のみの塗装となり、前面は各色ともブラックで統一されています。これは、ディスプレイとボディの一体感を高めるためだといいます。

  • フレームには従来よりも硬度の高い7000番台のアルミニウム合金を採用

  • 上がXZ2のフレーム。下のXZ3のフレームは素材の硬度が高く、従来よりも側面を薄くしつつ、強い研磨が可能となり、従来よりも光沢感が高められた

  • ボディカラーはブラック、ホワイトシルバー、フォレストグリーン、ボルドーレッドを用意。いずれも光沢感が強く、見る角度で微妙に色合いが変化する上質な仕上がりだ

  • ガラスの裏側に複数工程の塗装処理を施し、上質な色合いを実現したという

  • ボディカラーを問わず、前面はブラックに統一。ディスプレイとの一体感が高まった

側面ギリギリまでディスプレイ

前面ガラスも、背面同様の3D曲面加工が施され、その曲面に沿って有機ELパネルが貼り付けられているため、有機ELパネルの側面付近はその曲面に合わせて湾曲しています。極限までのベゼルレス仕様、というわけではないですが、ディスプレイが湾曲していることが、側面ぎりぎりまでディスプレイが存在するという印象に繋がっています。

  • ガラスは前面、背面ともに3D曲面加工を施している

  • 曲面加工を施したガラスの裏に有機ELパネルを貼り付けている

  • 有機ELディスプレイは、側面付近がわずかに湾曲。これにより側面ギリギリまでディスプレイが存在するように感じる

また、上ベゼルは流行のノッチ付きディスプレイではありません。上下ベゼルはやや幅が広いものの、ブラックとなったことでディスプレイとの一体感が高まり、従来のような強い存在感が軽減されています。