Appleの苦戦は、インドだけではない。ベトナムでも、似たような状況であると伝えられている。ベトナムのスマートフォン市場では、Samsungがシェア37%、OPPOが22%のシェアを獲得しており、Appleは5%のシェアで第3位につけていた。

しかし、Xiaomiのシェアが1%から5%に、Huaweiのシェアが2%から5%へ伸び、Appleは5%のシェアのままだった。おそらく次の四半期にはその二社に抜き去られることになるだろう。

購買力に見合った価格で提供される製品が、中国企業によって高性能化していくという状況下で、Appleは世界中、同一の製品を展開する前提のままである以上、数年前の性能の、しかも再生備品でなければ、競争に加われない現状がそこにある。

Appleはアジア太平洋地域向けの戦略を再考しなければならないのだろうか?