斉藤和義のアルバム『歌うたい25 SINGLES BEST 2008-2017』を、iPhone XのSpotifyアプリで再生したサウンドと聴き比べると、アルバムの音作りの違いが鮮明に浮かび上がってきました。ヒット曲の『ずっと好きだった』は冒頭のエレキギターのハイトーンがきらびやかに突き抜けて、音像がより立体的で引き締まっていることがすぐにわかります。

  • Astell&Kernの音楽プレーヤー「A&norma/SR15」レビュー

    AZLAのイヤホン「Horizon」でSR15のサウンドをチェックしてみました

バンドの中心で歌う斉藤和義のハリのある声を、ギターにベース、ドラムスなどバンドを構成する楽器の粒立ちの良い音が取り囲んで、生き生きとした演奏を聴かせてくれます。

メインのエレキギターはきっとレス・ポール・スタンダードでしょうか。何台かのエレキのパートが重なり合っても、ハイレゾなら音色の違いや音符の粒立ちまでもが鮮明に見えてきます。こうなると、Spotifyのサウンドは残念ながらハイレゾの演奏に比べると、やや平板に聴こえてしまいます。

  • Astell&Kernの音楽プレーヤー「A&norma/SR15」レビュー

    Spotifyで配信されている斉藤和義の同じアルバムを聴き比べてみると、音質に差が現れました。アプリの設定からストリーミング再生の音質は「最高音質」に設定しています

ガイドブックの写真でしか見たことのなかった風景を、旅に出て自分の目で初めて確かめたときのような驚きが感じられるのではないでしょうか。ほかのアーティストの作品も、SR15で聴くハイレゾとCDや配信サービスを聴き比べてみると、どんなサウンドを自分が一番心地よく感じるのかがはっきりと見えてきます。

これからも、多彩な音楽ジャンルの魅力的なハイレゾ作品が数多くリリースを控えています。お気に入りの楽曲がハイレゾ化されたときには、ぜひSR15のような良質なプレーヤーを選んで、その魅力を確かめてみることをおすすめします。